君の泣き顔は最高にそそる
桐野アオ
俺という名のサブスクいかが?
1
二階堂「半日からどうぞ」
姫宮「5分でいい」
二階堂「レンタルサイクルより短え」
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ただの休日、特に理由はないけど
喫茶メイド・イン・ヘヴンに行った。
そうしたら。
「ようこそこの世の吹き溜まりへ」
あたしは入店早々、
レジ前で頬杖をついた二階堂に迎えられた。
当然のようにロング丈のメイド服を着ているものだから、一瞬、誰か分からなくて会釈しかけて、動きを止める。は?
「は?」
まさか奴がいると思わなかった。
選択肢に「帰る」がなぜか出てこなくて、その場で見つめ合ったまま固まっていると、別のメイドにレジ担当を代わってもらったらしい二階堂に腕を取られて、店の中へ。
「シャンパン!!入りましたあ〜〜〜!!!!!」
違う。
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