親しき仲に礼儀は無し 男:1 女:1

カイト エミリの幼馴染

エミリ カイトの幼馴染


カイト「….何してんだ?お前」


エミリ「ゲ、なんでアンタがいんのよ」


カイト「ゲとはなんだ、ゲとは」


エミリ「うっさいわね、なんでここにいるのかって聞いてるのよ!」


カイト「はあ?帰り道こっちだからに決まってんだろ!つうか、デケェ声出すなよ!近所迷惑だわ」


エミリ「はぁ!?アンタの方がバカデカい声出しておいて何が近所迷惑よ!」


カイト「あーうるさいうるさい」


エミリ「っ!もう!なんなのよ!ほんっと最悪!なんで学校の帰りにアンタの顔なんか見なきゃいけないのよ!ほんともう最悪なんだけど!」


カイト「なんだよ、お前がそんなところで踞ってるから心配して声かけたんだろ!」


エミリ「なっ!なんでアンタに心配されなきゃならないのよ!」


カイト「なんでって…そりゃ、顔見知りが踞ってたら声かけるだろ」


エミリ「…え?」


カイト「でも…悪かったな。そんなに怒ると思わなかったし…」


エミリ「え、いや…私も…ごめん…」


(少し間を空ける)


エミリ「…言い過ぎたわ。奢らせて」


カイト「え!いいってそんなの!それより、早く家帰れよ」


エミリ「は?なんでよ」


カイト「なんでって、腹痛ぇんだろ?うんk(殴る)…ゴハァッ!」


カイト「(苦しみながら)な、殴ることねぇだろっ!?」


エミリ「うっさい!バカ!アホ!ノンデリクソ野郎!そんなんだから彼女できないんだよばーか!!」


(走り去る)


カイト「な!この馬鹿力!ゴリラ女!...ったく、なんだよ。心配してんのに」

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