セリフ 180〜200

181 小鳥

「この先、お前が進む道は全部お前が決めなきゃならない。

指針になるものを見つけるのは勝手だが、最終的に全てを決めるのはお前だ。

…ハハッ、難しく考えなくていい。ただの…巣立ちだよ」


182 紙飛行機

「手紙を書いて、なるべく綺麗に、丁寧に折って…そして、空に向かって思い切り飛ばした。

別に誰に宛てたというわけでもない。手紙を書きたかったわけでもない。

でも、紙飛行機に手紙が書いてあったら、きっと拾ってくれた人とこのワクワクを共有できる気がする」


183 喜劇…?

「ああ…今でも覚えてるよ。

坂の上から俺のことを呼んでいたお前が突然視界から消えたと思って駆け寄ってみたら、見事に茂みに突っ込んでいたことを…

しかもそれだけじゃない。焦ったお前がそのまま茂みから這い出てきて、勢い余って背中から地面に思い切り着地して、さらに…そのまま坂を転げ落ちていった…

あれで終わればよかったのに、そのまま転がっていったお前は側溝に片方の足を突っ込む形でなんとか動きを止めたが、側溝にはまった足は綺麗に泥だらけだったな。

あと…お前の背中に犬のフンがついてたの、あの時言わなくてごめんな」


184 言語

「小鳥の綺麗な囀り。犬猫の可愛らしい鳴き声。虫の騒がしい合唱。

どれもこれも、全部声に違いないのにさ…人間の声だけ、なんで腹立つんだろ…」


185 五感の忘却

「人は声から忘れるんだって。だからどれだけ優しく愛を囁いても、忘れちゃうの。

次に見たものを忘れるんだって。だからどれだけ想いを綴っても、忘れちゃうの。

次は思い出を忘れるんだって。だからどれだけ一緒に過ごしても、忘れちゃうの。

その次は味を忘れるんだって。だからあなたの涙の味も、忘れちゃうの。

そして一番最後。最後まで覚えてられるのは、匂い。

あなたの優しくて、甘くて、ふわふわして、全てを包み込んでくれるあったかい匂い。これはきっと、死ぬまで忘れないよ」


186 冥土メイド

「ご主人様の麗しいそのご尊顔、再び拝見できて光栄に存じます。

これまで、私はご主人様の影として誠意を持って行動して参りました。

しかし…もう限界でございます。

これまでのように無理難題を押し付けられるのは、もう我慢ならないのです。

ですから…どうかここでお命を、散らしてください」


187 サウィン

「昔も昔、大昔だね。秋の終わりと冬の始まりを祝うお祭りがあった。

収穫を祝って、先祖の霊に感謝をするとともに死後の世界との境界が曖昧になり、悪霊が現世に現れるって言われてた。その悪霊を追い払うための行事だったんだよ。

それが今でも形だけ残っているわけだけど、悪霊がいるっていうのは意外と気づかないものだよね。

だって、隣にいたって、目の前にいたって、背後にいたって、誰も何も言わないんだから。」


188 ジャック・オー・ランタン

「トリック・オア・トリート!お菓子くれなきゃ…

あ、あれ?かぼちゃのお化けに囲まれちゃったよー!!どうしよう!!ねぇ!どうしよう!

…え?お化けじゃなくてただの灯り入りのかぼちゃ?

…べ、別に知ってたし!わかってたよ!ただ、君が怖がってないかなーって!そう思ってやっただけだから!!」


189 ハロウィン

「ハロウィンって昔は、悪霊から身を守るために行われてた行事なんだよね。

でも最近はエンターテインメントとしての側面がつよくなってきて、結局悪霊に対する恐怖心がなくなってしまった。それってさ、結構まずいことなんだよ。

だって、悪霊がどれだけ身近にいてももう気づけなくなっちゃってるんだから。

ところでさ…君は一体誰だい?」


190 聞き間違いPart8

「パンツペルミャア説?なんだそれ、あ、そーいやこないだ耳鼻科行ったけど俺の耳超綺麗だったぞ。

やっぱりお前の滑舌に問題があんだよ。…いや話聞けよ

…パンスペルミア説?なんかまた難しい言葉だなそれ。

んで、それって…俺は小学生だからまだよくわかんねぇけど言ってみたかっただけ?

…いやごめんて、小学生って言ったこと根にもつと思わなかったから」


191 トリック・オア・トリート

「ねえ、お兄さん!お菓子持ってなあい?あ、違った。とりっく、おあ、とりーと…だっけ?」


192 支配

「石を投げたらさ、頭を守るのは当然でしょ?頭に当たったら痛いもん。

それどころか、痛み以上の絶望があるかもしれないし。

それを、動くなだのなんだのって…君は他人を支配したい欲求に溢れているのかもしれないけど、そんなチンケな欲求に従うためだけに命を投げ出すような奴はただのお人形さんだよ。

他人を支配したいなら、おもちゃ屋で君好みのお人形さんでも買って、お家で支配者ごっこでもしてなよ」


193 定義

「愛の定義?んなものは知らないよ。

だって、君の愛と僕の愛は同じであって全く違うんだから。

でもさ、僕は君の愛の定義を否定しないよ。まあ、青臭いなーとは思うけどさ。

だから、君も僕の愛の定義を否定するのはおかしいよ。

間違いだとか、正しいだとか、そんな単純な二元論じゃ物事って語れないんだよ」


194 恋の毒

「雨の中、君に会えた気がした。

ただの気のせいだろうね。でも、雨の匂いの中に、君の優しい匂いがしたんだ。

それは、あの時の苦しいほどに甘い恋の匂い。

今でも忘れられない。忘れるわけがない。

僕の脳を支配し続ける甘い甘い毒の匂いを。

雨に見た君が太陽を連れてきた時、傘の中にも雨が降った」


195 無痛

「痛みが感じられなくなる薬?

…それを君にあげたら、君はそれを使うんだろ?それってつまり、愚かなことをしようってわけだ。痛みがなくなるってのは、体からのSOSに対して耳栓して聞こえなーいって言ってるようなものだから。

それでもいいなら、全然あげるけど?」


196 二元論

「見たことがないものを見たことにはできない。

聞いたことがないものを聞いたことにはできない。

知らないものを知ったことにはできない。

全部簡単だよ、この世のことなんて。結局は、白か黒、勝ちか負け、有るか無い。

何事も対になる二つで成り立っている。中間だなんてものは、人間が作り出した都合のいい逃げ道でしかないんだよ」


197 傀儡師

「へー?きみ、お人形さん遊びが好きなんだね!

かーわいい!ねえ、そしたら僕のお人形さんとも遊んでくれない?

僕のお人形さん、強すぎてだーれも相手してくれないのー!

ねぇ、さっさと戦えよ」


198 風邪をひかない

「寒ーい!

...んで、こんな中あんたは半袖短パンの小学生スタイルで何してるわけ?

バカみたいな格好している奴はバカなことしても風邪引かないのね。

まあ、昔からバカは風邪を引かないとはよくいうしね」


199 それの定義

「正義を語るのは勝手だけど、聞いててつまらないからもっと周りを盛り上げることを意識しよぉ?それにさぁ、そういう正義云々ってありきたりじゃない?

飽き飽きするんだよね〜。そういうこと言って、自分は正義の人間だぜーみたいな気取って気持ちよくなりたいだけの気色悪い人間。

僕だったら〜そうだねぇ…正義も悪も存在しない。全ての人間が自身こそが正義だと思ってる。全ての人間が正義なら悪なんていない。悪がないなら正義もない。

所詮君の語る薄っぺらい正義なんて…そんなもんだよ」


200 ソウゾウ

「そんな模造品で君は喜んでいるの?自分の才能で作り上げるものではなく、他者の才能を真似して作り上げたものを自分の手柄のようにしてそんなに嬉しいの?よくわからないなぁ。

多分君みたいな人種は、想像力が足りないんだろうね。そんな君に質問なんだけど、なんでつくりだすことを「創造ソウゾウ」って言うか知ってる?

何も真似をすることなく、一から自分の想像そうぞうを形にする。だから創造ソウゾウっていうんだよ」

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