ポポリィと呼ばれる、まん丸い大きな綿毛の塊のような生き物。

直径は1メートル近くあり、よく見ると中心部には小さな目が覗いている。

風の精霊の祝福により、常に浮いている。

春の訪れと共に現れ、風に乗って世界中を旅していると言われている。

環境の変化の影響か、近年は人里近くで見かけることはほとんどないらしい。

春先のとある日に、春風と共に牧場を訪れ、牧場の雰囲気を気に入ったのかそのままいつ居てしまった。

初出は第１２７話。

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