1-2 唐揚げとビール

2日目


カレーパンと麦茶を堪能したあとワシはいつの前にかふかふかの布団で眠っていたようじゃ…。

「あー今日も良い朝か昼か夜か知らんがよく寝た!ワシが目覚めた時点でそれはワシの朝だな!うん!」

と起きる。

相変わらず腹は減るし喉も渇く。


ワシは上に向かって叫ぶ「うおおぉい!唐揚げとビール一丁!」


ワシの声は真っ白な空間に響くだけ。


とりあえずしばらく待とう。

下手に動いてビール瓶が落ちてきたら嫌じゃからな…


ほんのり唐揚げの匂い…

「キタコレ〜!」とワクワクしながら唐揚げを待つワシ。

ふと上を見ると…

なんかゆっくり降りてきてる、紐に吊られて。


そして床に置かれる唐揚げ。


「ビールまだかのう!」


ワシはまた上に向かって叫ぶ。


するとビールが降りてきた、子供用の縄跳びに繋がれて。


ワシは思わずツッコんだ!「さっきの紐使え!」と


ワシはビールに手を伸ばす。どうにか届いた瞬間、縄跳びの持ち手が頭に当たる…

「痛いのぅ…」と言いながら頭をさするワシ。


とりあえず今日は唐揚げとビールで乾杯………


栓抜きよこせ〜!


ワシの声は真っ白な世界にこだました。

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