コメント返信が遅れてしまい恐縮ですが、最後までお読み頂きありがとうございました！　番外編ということで、本編で語らなかったあれやこれやを詰め込んでのお届けとなりましたが、新婚旅行編と銘打っているにも関わらず甘さほぼゼロで申し訳ない限りです……

サイードとレイラがいたら、それはそれでまた騒ぎになりそうですねｗ

別作品での新婚旅行編クロスオーバーも着想はあるので、そのうちお届けできればなと思います。書く時間さえあれば……！

アークはですね、実はちゃんと分かった上でわざとあの言い方を選んでいるんですよね。真澄が最後まで彼女自身を責めないよう、シンシアに対する決断の全てを真澄ではなくアークが理由になるように。
それは真澄のシンシアに対する想いの深さをずっと近くで感じてきたからこそ、その過去に対する真澄の恐れを理解しているからなんです。
それは真澄が弱い・強いではなくて、もはや変えられなかった過去に対してどうしても真澄が立ち竦んでしまうことを分かっていて、それでもその背を押した方がきっと彼女の為になるであろうと確信してのことです。そして確信はしていますが、万が一にも真澄が傷つかないように、あえてアークが我儘を言った態を突き通した、と。

補足が長くなりました、すみません。

前のコメントでも書きましたが、本当は慶次も招待しようと思ってたんですよね。「舌破り」からの追加枠で。でもほら、ここが参戦するともう話が壮大になりすぎるので……

今作のメイン視点は幸でしたので、楽しんで頂けで良かったです。

連絡先って不思議ですよね。知っているだけで、その人の存在が鮮明になる感じです。ちゃんと繋がっている、といえばいいんでしょうか。
今はもうスマホ全盛ですけど、そういう意味で紙のアドレス帳も私は好きでした。

各作品をダイジェストでお送りした今回こそ、この新婚旅行編のメインでした。各ヒロインたちがそれぞれどう思っていたのか、ということを書きたかったんですよね。

ヴェストーファの夜、実はアークは入りはあんな感じで強引でしたが、実際ベッド上ではめちゃくちゃ紳士だった、という裏話もありましてね……ここは書籍が最終巻まで刊行できたとしたら記念SSで出そうと思ってます。

五つ星ホテルをご想像ください……ラグジュアリーステイ、的な(笑)

そもそもこの新婚旅行編は、女子会を書きたいが為に始めたんですよね。女子会のシーンだけは先に浮かんでいて、でもそこに至るまでには三人がそれなりに仲良くなっていないといけない＝一緒に旅するか、という流れでした。

一つ前のコメントでも書きましたが、魔王は根っからの義賊というわけではなく、相応の経験からの今なので、まあ貧乏くじ引いたな、くらいでしょうか。

幸の涙腺は多分、拙作のヒロインの中でもダントツ一位で緩いです(笑)

魔王に関しては、昔は割りと攻めている思考＋やり方だったのですが、長らく生きているとそういう刹那的な動き方だと残るものがあまりないな、といつしか気付いて、今の魔王に至るという感じです。

ところでアークは多分、どこの世界に居てもチート側に寄ってしまう能力ですが、それもこれも真澄が隣にいないと単発で終わってしまうので、やっぱりコンビじゃないとな……といったところでございます。

そうなんです、実はキンも喋れます。でも、ほとんどしゃべらないので百年に一度レベルですｗ
キンの力は精神に作用するので、喋らなくても相手の考えていることが分かるから喋る必要がなかったりします。

スパイとして潜り込むどころか強すぎて敵軍幹部として迎えられるというまさかの展開ですねｗ
ちなみに天弓って、実は虹の別称だったりします。毛先が虹色に輝く白くてキレイな獣が天弓ちゃん。

結婚しようとしまいとアークはアークなので、まあ常に思考が臨戦態勢ですよねｗ　すいませんｗｗｗ

これ、最初の構想では各世界から主人公カップル＋１～２名の召喚にしようかなーと思ってました。ドロップアウトだったら、カスミレアズ＋グレイスも一緒に召喚されて、常に碧空カップルのあれやこれやに度肝を抜かれたり焦ったり、など。
ただこれをやっちゃうと、外の世界からも追加が来てしまって新婚旅行編なのにそれぞれの存在感が薄まっちゃうな、と思って自重したものです。
とはいえ、「舌破り」では本編で姿の描写がなかった＆喋らなかった脇役たちの活躍を見せたかったので、登場しました。結局大所帯ですｗ

このネタも作者がやりたくて入れたエピソードですｗ　他の誰も抜けないのに、なぜかアリアにだけ従順な剣……そしてまた上がる男前度、的な。

本編ではつーさん描写は蛇足だったので全部割愛だったんですが、この人書きたくてこの番外編始めたというのもあります(笑)
というかこの番外編は、大体が本編で書きたかったけど展開の都合上やら何やらで書けなかったやつを全部突っ込みました！　うり坊の名前も「ぷーちゃん」で確定してたのでそれを出したかったり。

異世界なんですけど、全部の世界が混じり合っているのでなんでもアリですｗ
そして最後のおじいちゃんはご明察です～。

幸は天然といいますか、素直なのでまあ疑問とかそのまま口から滑りでてくるタイプですよね。

最後のやつはちょっとやばめ、いわゆる特殊能力持ちの敵です。どう切り抜けるかは、お楽しみです。

アーク、面白行動ですか？　ある意味、第四騎士団としての任務ではなくて真澄との成婚休暇なので、いわゆる体面や手順など気にしなくてよい＝大変自由にあらゆることに対応できる、ということでああいう感じですかね。

そして幸は、もう「考えるな感じろ」の域に達してますね(笑)

アークは引っ掛かりはしなかったんですが、ちょっとあられもなさすぎる姿だったのでさすがにそれはやりすぎなんじゃねえか魔物のくせに、と憤慨しておりましたｗ

特殊能力はこういう時に力を発揮するんですねー。真澄は音程もさることながら、音質や声質を聞き分けるのも得意なので、為せる業といいますか。
尚アリアの物理はいつでも最強ｗ　結局、最後は物理が強いですよね。

一般人で戦闘能力皆無とくれば、まあ戦いは極力回避する方向になりますよね、ということで幸のあの対応です。

遭難が一瞬なのは、そういう性質をもつ霧のダンジョンだから、ですね！　あの霧は気配と音を遮断する特殊仕様なので、近くにいても見失ったらアウト、的な。

アークの朝が弱いのは、夜に刺客を送られることが多かった→即応する為に跳ね起きたりで、実質睡眠時間が短い→朝起きない、という流れですね。
稜はいわゆる低血圧そのものなのですが、アークは血圧は低いどころかむしろ高い側だと思います(笑)

真澄は独り暮らし歴が長いのである程度は自炊もしていましたが、どうしてもヴァイオリンにかける時間が長かった＆手を大事にするという生活習慣の為、そこまで料理はしていませんでした、という裏設定です。割とプロ目指しているヴァイオリン奏者の方は、この傾向ありです。

アリアはハルヴァリと結婚してからは、できないなりに頑張ってました。亡き母の遺したレシピ集を使って。
ただし彼女が頑張れたのは通常の食事までで、お菓子作りは断念して外注（近所の青果店の娘に）してました(笑)

ハルヴァリも本当はやればできる男なんですが、彼もアリアと同じく真面目なので、アークほど破天荒な作戦展開はしないですねー。
そのあたりは、やっぱりアークは魔術という飛び道具があるので、最後は焦土作戦もとれるという手札違いは大きいでしょうね。

ほのぼの回認定ありがとうございます。蛇足かなと思いつつも、あんまり激しい展開ばかりだと読者の方が息切れしたり疲れてしまうので、息抜きしてもらえたようで良かったです。

ちなみにこの番外編では、それぞれの主人公たちの特技をもう一回おさらいする、という隠れ趣旨がありまして、それで稜の運転技術がここで活かされた次第です。

頭の中は常に作戦指揮しか入っていない男、アークレスターヴです(笑)
真澄が順応しすぎなだけであって、普通は幸の反応になりますからね！　アリアのフォローは半分フォローになってない部分もありますが、そこは真面目だからということで。

ハイリはもう、呪いとつけば古今東西なんでもいける口なので、お土産でもらえたら狂喜乱舞ですね！

ハルヴァリは騎士団長やってますが、なんだかんだで庶民＋少数民族の出身なので、基本的には高圧的に出るよりちゃんと相手との距離感計った上でどう出るかを決めるタイプですね。
ちなみにアークは王族なので、対人態度が「相手を微塵も恐れない」にデフォルト設定の男です。

こう、全ての時代と文化風俗が集まって交錯するところ、という設定なので、なんでもアリです(笑)

この男性陣、みんな長身ばかりなんですよね……ちなみに幅というか筋肉量的には稜＜アーク＜ハルヴァリです。

名前とか愛称って、閃く時は一瞬なんですよね。
私は割と名前に意味を込めたりとか、物語の筋と連動させたり、対にしたりと色々やってしまうので、そこも込みで楽しんでもらえたら嬉しいです！

この夫にしてこの妻あり、という感じですかね。
真澄としては野宿経験がいずれもかなりハードモードだったので、あれやるくらいならいくらでもパフォーマンスするわ！　という心境です。

見知らぬ世界にいるにも関わらず経費処理をしようとしているその神経の太さが全員さすがってところでしょうかｗ
やろうと思えば強盗とかもできるパーティではありますが、それはさすがに自重しますよね。曲がりなりにも騎士団長やら個人事業主やら揃ってますし……

山の主なので、かなり大きい獣を想像して頂ければ。
尚アークの順応力と瞬発力は群を抜いており、ある意味パラメータ振り切ってますｗ

やっぱり大体どこかでドンパチやってる拙作ですみません。
ちなみにこの新婚旅行編では常にみんな、突き抜けた　or　ぶっ飛んだ発言しかしません……(笑)　幸以外は。

もふ成分良いですよね。
そういえば敬語・丁寧語に関しては、実はアークの方が本編でも喋ってるんですよね。ハルヴァリにも組織で上役の存在はいたのですが、そのあたりのやりとりは割愛しているのである意味新鮮に見えるんでしょうね。

本編で喋ってなかったのは幸視点だった為、幸には聞こえないからですね！
慶次たちにはちゃんと聞こえてます。

この舞台で幸でもシロたちと意思疎通ができるのは、いわゆるあの世の一歩手前だからです。

鬼しかいないパーティメンバーです。はい。

楽しんで頂けて良かったです。なぜかこの回の人気がかなり高くて、意外と皆さんクロスオーバーを受け入れて楽しんでくれるんだなあと感慨深いものがあります。

舌破りが書籍化されたら、夢ですね！

おっさんは悲しい中間管理職なので、悲哀しか背負っていません(笑)
そうなんですよね、いろんな能力パラメータがあって、戦闘能力もそうですが特殊能力もあるわけで、そうするとその中にあって本当に幸って紛うことなき一般人なんです。それでも小説の主人公にはなれるんですけどね。

幸は特殊技能を持ち合わせていないゆえに、自分の持てる能力相応にしか場に順応できないのでああいう感じになります(笑)

なんかもう、拙作には大体常に魔王とか魔獣とかそういうのが登場してますね……そして常に誰かが戦っている仕様でして、女性向けなのに反省しきりです。

防御壁構築が作戦の大部分だったのですが、思い出してください。近くに第一騎士団の騎士たちがいましたよね、後は……分かりますね……？

なんせハイリとイアンはいとこ同士ですので、しょっちゅう往来している間柄でした。というか、イアンは曲がりなりにも直系王族なので帝都内をふらふら出歩くことはほぼ許されなかったのですが、ハイリの方がそんなイアンを「それはさぞ退屈だろう」と思ってほぼ毎日宮廷に顔を出していた、という過去があります。

ここで大事なのは「可哀想」ではなく「退屈だろう」とハイリが解釈した点です。

ハイリの手土産はいつもいつも問題しか持ち込まないゲテモノばかりで、イアンをはじめ周囲の侍女や護衛たちを阿鼻叫喚に陥れてばかりでした……(笑)

リリーは若いので、純粋な好奇心と期待の両方であんな感じになっております。
ちなみにわざわざ真澄の方から勝負など持ち掛けなくとも、アークはいつでも臨戦態勢なので、下着そのものが一役買う日は多分……永遠に来ないんですよね……(笑)

楽しんで頂けて良かったです～。宮廷騎士団長はその、本編でも描いておりますが他人に関心がないわけではなくむしろ逆で、でも人への接し方だとか愛し方というのが拗らせていて面倒くさい性質です。一言でいうと不器用ですね。
相手に対して気持ちはあって、それも結構重くて強いんだけれど、向けられた相手にしてみれば「その愛され方は好きじゃない」というやつ。
これ、実は父親（アルバリーク皇帝）の血が色濃いんですよね。本編でアークの生母イリスが「その愛し方を許容したのは私であって、アークではない」と言ったのがまさにそれです。

あとハイリは刃向かわれても全然構わないどころかむしろどんどん挑戦してきてほしいと本気で思っていますが、無双伝説が枚挙に暇がなさ過ぎて敬遠されている悲しい人です(笑)

野菜と呼んでいいのかどうか、甚だしく疑問が残りますね。まあ名前になすびとかついたりしてますけどね……
あれです、格好いいと気持ち悪いは共存できるという信念の下に完成したのが、かの大魔術士ですから。癖強。

アルバリークの至宝こと変態大魔術士は、本当に全てにおいて突き抜けております。我々の期待を裏切らないどころか、想像の遥か上を行く人間……しかも気持ち悪い方向にｗ

アークと真澄の子供たち、設定はありますが出していませんねー。ちょうど書籍３巻の記念SSを個人サイトで公開しましたが、その時にちらっと言及した程度ですね。
ちなみに子供たちは全員、色々と規格外しかいません(笑)

実は既婚者でした＞宮廷騎士団長。
一応、本編でちらっと専属楽士は登場してますね。ちょうど第一騎士団がエルストラスに出征する時の式典時に、宮廷騎士団長の隣にいます。で、アルバリークでは通常は専属契約＝婚姻（例外は王族と、アークたちだけ）となるので、専属として登場したということはつまりそういうことなのです。補足でした。

こちらは碧空組の出発時ですね。懐かしい話満載でお届けしております。
宮廷騎士団長は、次回お楽しみですね！

いちゃラブ。新婚旅行編と銘打っておりますので、いちゃラブ成分を多めでお届けした次第であります。

さて、お気付き頂いたように、三者が出会うロビーは同じ空間ながら、実は三者三様に見えている、という裏設定があります。
幸たちは沖縄のホテル、アリアたちは東国の宿坊、そして真澄たちは湯治場の新しい宿で、ロビーもそれぞれの調度で見えているのですが、……さて。

そうですね、イメージは北海道の海です。焚火は本当に必須です。そして唇が青くなるまでがセットです。完全に実体験(笑)

赤い飴、お好きな想像をして頂ければ楽しいかなーと思います。お祭りの雰囲気って、それぞれに覚えている空気がありますよね。

そうです、東国へGO！　です。
副団長はもうそういう人ですからねー。ハルヴァリとはまた違った個性が突き抜けている人材です。
ちなみに戦闘能力でいえばハルヴァリがいるだけでおよそほとんどの危険は排除できますし、まあアリアもそれなりに戦えますからねえ。以前ツイッターで呟いた戦闘能力比較を見ても、まあかなり上位に入るカップルです。

ここは「出会いのロビー」から少し時系列遡って、自由への讃歌組の出立模様ですね。
アリアは壊滅的に料理ができません、はい。そこも含めて男を超える男前なので。

ちなみに親書は、王女の柔らかくも優しく綺麗な筆致で、東国のことや王女自身のことなど語られております。

自由への讃歌組も、本編に比べるとかなりいちゃラブ度は高めのはず！　でも碧空コンビはいつもどおりの平常運航で大変恐縮です……(笑)

さて、真澄は日本にいるのかというと、実は怪しくてですね……

ようやくこちらに追いつきました、満を持して三作読了後の新婚旅行編へようこそいらっしゃいました！
幸と氷室、ちょっといちゃラブしてますでしょう！？　いつも甘さ控えめの東ですが、ここはちょっと頑張りました。

ちなみにソーキそばはすいません、実は私の好物でして……あのくだりは私の願望がちょこっとだけ入りましたｗ

「舌破り」は話の展開はドロップアウトほどではないですが、癖の強い登場人物が多いので……（笑）

弟の慶次がなにと戦っているのかは、是非本編でご確認ください！

返信遅くなってしまってすみません！
楽しんで頂けるといいなと願っております〜。