第10話
何か吸い込まれるような落ちるような感覚。
見たことのない世界に降り立っていて辺りは半透明を基調とされていた。木が基調とされたお店がたくさんあり、お店の看板にはいろいろなことが書いてある。そんなとき、ある声が聞こえた。
「こんにちは、このシステムのナビゲーターです。突然ですがあなたのお名前を教えてください」
「星川蓮華です。って…え?!これって猪野塚宇宙の体ですか?それも16歳の?!」
「蓮華さんですね。はい、体は動きやすいように蓮香さんの脳内の方から構築しております。そこで蓮華さんにわたくしの名前を付けていただきたいです」
「少し考える時間をください…」
いやぁ久しぶりだなこの体。やっぱカッコいい名前がいいよな。
なんかAIみたいだし…AI
「決めたよ。AI
「AI
ガチャッ
ミッションと書かれている建物に入ってみた。そうすると入った中は建物というより宇宙空間という例えが一番ふさわしいような空間だった。どこまでも広がっているような白い空間に、様々なキラキラ?なのか、星なのかもしれないものが等間隔にたくさん散らばっている。床は水面のようなもので歩くたびに波紋が広がっていく。少し離れた場所には半透明のパネルが浮いてあった。
「こちらミッションパネルです。ミッションという文字を押してから、デイリーミッションのタブを押してください」
テロンッ
「その次には一括で受け取るを押してください。ポイントを手に入れることができます」
ポチッ
「リヴァポイントを5ポイントゲットしました」
「リヴァポイントってどう使えるんですか?」
「リヴァポイントとは、こちらのシステム内での通貨のようなものです。なのにと交換できるのかは実際に交換所に行ってみてみましょう」
ガチャッ
「あちらの右奥の屋根が金色の建物に入ってみてください」
金色…作った人のセンスがちょっと問われる感じだな。もうちょっとましな色味はなかったのかな。交換所と書かれてある建物に入ってみた。
ガチャッ
先ほどのミッションのところと同様に、宇宙空間のようなところで、少し離れた場所には半透明の交換所と書かれたパネルが置いてあった。
「こちら交換所パネルです。交換所という文字を押してから、
テロンッ
スターポイント?!なんだこれは…
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