第3話 初めてのダンジョン配信②
〔フアッ!?〕
〔なぁにこれ?〕
〔へ?〕
〔これCGか?〕
〔どういうこと?〕
ダンジョンの床に開いたデカい穴にコメント欄騒然である。
なぜならダンジョンの壁や床などは壊れないというのが世間の周知の事実だったのである。
あるS級の超越者が検証のため全力の攻撃を放って見たこともあったがダンジョンせいの床や壁はほとんど傷つかずほんの僅かな傷もたちまち修復していった...
しかし、涼奈が開けた穴は一向に塞がる気配は見えず底が見えない...
「ん〜やっぱりストレス発散にはこれがいいね!」
〔ヒェッ〕
〔このここわひ〕
〔スキルか?〕
〔穴塞がらないのなんでだ?〕
〔…?なんか穴の方に歩いていってないか?〕
あの方に向かって歩いたかと思うと涼奈はそのまま穴へと飛び降りた...
〔え?〕
〔自殺?〕
〔ちょっドローンさん?写に行かなくていいからぁ!〕
撮影を続けようとドローンも穴に向かって降りていく...
「こほっこほっ─着地ミスっちゃった...」
そこには砂埃まみれになっている涼奈が一人、着地をミスして咳が止まらないようだ...
〔デスヨネェ...〕
〔まぁ確かにさっきの穴あけとかで化け物だって分かってたけどさ...〕
〔デデドン!(絶望)〕
〔あとさなんかダンジョンおかしくない?〕
ダンジョンの破壊など未知のことではあるが一階層の床の壁を壊して落ちたらそこは二階層のはずなのである...がどこをどう見ても景色は明らかにおかしい。
ダンジョンは通常10階層ごとに中の外観が変わっていくだから1階層をぶち抜いて落ちた先は2階層で草原のはずなのだがそこある景色は明らかに岩肌がそびえ立つ洞窟であった...
「わ〜お猿さんだ〜!待て待て〜!」
〔...あれこの前の猿の魔物じゃない?〕
〔なんだろう...猿に逃げきって欲しいと願ってる自分がいる〕
〔俺たちのこと完全に忘れられてるな...〕
〔お猿さん逃げて超逃げて!〕
〜〜〜
今日は珍しくいっぱい見つかるな〜!
まぁ夢だからそりゃそうなんだけどね〜
よ〜し!まだまだ狩るぞ〜!
『涼奈...!涼奈!お〜い!あんたの事だろうから現実逃避してんでしょうけど全部現実よ!もういいから!速く電源切りなさい!』
「ふぇ...!?」
〔あっやっと気づいた...〕
〔涼奈ちゃん見ってるー?〕
〔あわあわしてる可愛いね(*^^*)〕
〔草〕
「──い─」
〔い?〕
〔どうした?〕
〔まだ別ベクトルで嫌な予感がするゾ〕
「いゃあああああああああああ!」
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
読んでいただきありがとうございます!
恐らく次は配信後になるのでお楽しみを!
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます