次元移動の先には母の姿が

イルカ

第1話 それは今は使ってないお風呂の出来事

ある夏の日の夕暮れ、

家の改築により、子供のころに使ってたお風呂の片付けを゙しながら、

なんとなく亡き母のことを頭に浮かべながら子供のころの我が家の様子が

鮮明によみがえりながら、ふと目を閉じていると身体がどこか軽くなる

感覚になり、僕の身体が次元の谷に吸い込まれる感覚か湧きました。

そして気が付くと同じ我が家にたっていました。


ただ、昭和初期の香りが肌で感じ取れ

気が付くとお父さんとの声が聞こえ

それは紛れもなく亡き母が

黒髪をたたえ、僕に話しかけ自然と

僕も振りかえると、「今夜はブリでい い…」といい「ああブリいいな」

と母に自然と父としての言葉がでて

その母も特に違和感もないまま

過ごしています。

僕は裏の水神様のところにいくと

微かに子供心な覚えている

みかんの木が青々とえたを広げていました。




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