第7話[アータシュ・べフラーム]

ーゾロアスター陣営本拠地ー

伝令係「失礼します。どうやらヴァルハラの神々に知られてしまったようです。アスタロテ様」


その知らせを聞いたアスタロテは、ニヤけながら伝令係を手招きする。伝令係は不思議そうにしながらも恐る恐る、汗を垂らしながらアスタロテの横に立つ。するといきなり、アスタロテはその伝令係の頭を鷲掴みにして持ち上げた。周りはあまりの出来事にざわついている。


アスタロテ「よく堂々と俺の前に来れたな。それを知られないようにするのが君ら一般兵の仕事だろう?」

伝令係「フガッ!?フガッ!?」


アスタロテは、足をばたつかせてどうにか抜け出そうとしている伝令係を投げ飛ばす。そして、黒いマントを揺らしながら空間を歪ませる覇気を纏い、重く、一歩一歩を進んでいく。


 


ー会議堂(イダー)ー


ゼウス「では、ゾロアスターとの戦争についての会議始める。」


ゼウスの号令とともに神々の話し合いが始まり、ほとんどの神が一同に介した。そこにはヒカリ達も参加していた。ヒカリはある違和感を抱いていた。

「なんだろうな...この場が妙に重く感じる。緊張とかではなく、肩に乗っかるような...」

そんなことを思いながら辺りを見渡す。

それを見たアテネ神らしき神が手を振ってきたため、恥ずかしくなって元の体勢に戻った。

ゼウスが、「では...」と話を振ろうとした瞬間、

一瞬だけ世界がカクついた。それはまさにゲームのラグ。世界の規律をぶち破るような波動が会場に伝わる。そして次の時、全く知らない荒野に、瞬間移動のように飛ばされた。周りには誰も見当たらない。さまざまなことに考えを張り巡らせていたらせた。「この世界に来たときとはまた違う...こう、一瞬で飛ばされたような...」

そんなことを思っていると、突然耳鳴りのような音がたさ頭に響く。そして誰もいないのに、声が直接聞こえるような感覚に襲われた。その声がまた響き始める。


アスタロテ「あーあーテステス...えー、俺の名はアスタロテ。ゾロアスターの主神だ。お前等全員何が起こったか分かっていないようだから教えてやろう。今さっき始まったのは戦争だ。」


ヒカリは何がなんだかわからなくなる。


アスタロテ「何個か教えてやることがある。1つ目は飛ばされたお前等は俺たちが選んだってこと。2つ目は飛ばされたそこは俺たちの領土ってこと。3つ目は俺の領土から抜け出すことは出来なくしてある。だから抜け出したいんなら俺のいるゾロアスターの城(アータシュ・べフラーム)へ来いってこと。4つ目は、何度も言うがこれは戦争だ。俺たちができる最善の選択を、俺たちでやらせてもらうぜってことだ。」

この場にいる全ての人の顔が引きつる。全員がしてやられたことを理解したのだ。

アスタロテ「この戦争はいわゆるデスゲーム。お前等をチャレンジャーとするゲーム方式で行う。せいぜい頑張れ...」

その言葉とともにアスタロテの言葉は聞こえなくなった。そして、ヴァルハラ陣営が一斉にアータシュ・べフラームへ駆け出す。神々の内乱戦争は、ゾロアスターの策略により、すでに崩壊しようとしていた。




[あとがき]

自分、学生なもので忙しく、少し適当になってしまったかもしれません。でもこれを読んでくれる皆様を楽しませたいと思っているので、次はもっともっと多いボリュームと内容の熱さでお送りして行きますます。ぜひ第8話もご愛読いただくと嬉しいです。(^^)

 

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