第5巻(さよりちゃん)
さよりちゃんーっ。
あやなっちの家の近くに住んでる可愛い女の子だゅーっ。さよりちゃんのママもパパも日本人みたいだょーっ。ロンドンで洋服のお仕事をしてるゅーっ。
さよりちゃん、いつも、あやなっちの家に遊びに来てくれてるょーっ。
さよりちゃんは小学2年生ょーっ。
あやなっちのことギュッて優しく抱きしめてるっ。
「あやなっち〜」
って言う、さよりちゃんの言葉から、さよりちゃん、あやなっちを好きなんだな〜って、めっちゃわかるーっ。
そんな、さよりちゃんのことを、あやなっちも好きみたいだよ〜っ。
あやなっちは、自分のこと、さよりちゃんは好きだってわかってて、それで、あやなっちも、さよりちゃんのこと好きなんだょねーっ。
いつも、ふたりをそばで見てて、うちも、ふたりの好きな気持ち、わかるんだっっ。
✩
今日は、あやなっちとさよりちゃん、ギルドに行くらしいんだーっ。
うちも、ふたりについて行くょーっ。ふたりのあとから、いつもふたりのこと見守ってるのも、うちのお仕事だからねっ。
ギルドで、小学生低学年用のクエストを探してる、ふたりーっ。
【ピンク、黄色、白の可愛いお花を見つけて、絵に描いてきてね】
っていうクエストにしたみたいだよっ。
ふたりは、ギルドを出ると、手をつないで歩きだしてたゎーわ。
公園のほうにでも向かってるのかな〜〜?
あ、やっぱりそうだゎ!
ふたり、公園の花壇で、色とりどりのお花を見つけたみたいゎ。
ふたりでスケッチブックを広げてるゎ。
あ、お花の絵を描いてるゎ。
うちは、そばで、ふたりの描いてるとこをそっと見守ってるゎ。
うわ〜っ、ふたりとも可愛いの描けてるな〜っ。
72色のクレパスで、色もつけてるな〜っ。
そしてーっ
また、ふたりでギルドに戻って行ったな〜っ。
ギルドのお姉さんに、ふたりで描いてきたお花の絵をわたしてるなっ。
「ありがとね〜。きれいなお花です。はいっ!報酬ですよ〜」
ふたりは、お姉さんから72色のマーカーをもらってるょん。
やったあ!
きれいな色のマーカーだあ!
って、ふたりともめっちゃ喜んでるゅん。
ふたり、ギルドカードをもらってたっ。
ふたりともレベル1みたいっ。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます