ストラヴェル王族、貴族のあれこれ
王族とか色々なまとめ。ざっくりです。
【社交界】
首都キルトには貴族の為の社交界がない。ただし婦人、娘は仕事する貴族(父親、兄など)に同伴で登城してもいい。(息子は登城禁止)
この辺りは本文参照。
第4話 魔霊と精霊 -2/3-
https://kakuyomu.jp/works/16818622174132120260/episodes/16818622174164764034
アストラ城には旧王族主催の社交界がある。
首都に社交界無いとか、同伴制度とか、国王がいるのに評議会があるって変な国だなぁって感じですが、ここは私達の知る世界では無いので、なんかこういうことになってるんだな、と思って下さい。
【王族】
・ゼ・キルト・ストラヴェル(王家、直系)
・ゼ・ライン・アストラ(旧アストラ国系王家)
・ゼ・ハイング・ラヴェル(旧ラヴェル国系王家)
【公爵】……三つしかない。御三家という感じ
■ノム・ルネ・ラ・エアリ……エアリ公爵(アストラ系)
■メロウ・クーマー・ラ・モンティス公爵(アストラ系)……モンティス公爵(アストラ系)……女性当主。
■スタン・ブライア・ル・リノ……リノ公爵(ラヴェル系)
【重鎮達 貴族評議員】これプラス三人の公爵。
国王、王子も参加する。王妃は不参加。
国王補佐官(宰相など)。これ以外に、各大臣がいる。
国王は即位時、全部の大臣を好きに決められる。問題がなければ続投もある。
もし平民出身でも貴族の養子になるのでみんな貴族。
公爵はいつでも確定。
残りの枠はなんと貴族、領主による投票制度を採用している。
ただし投票者はくじ引きで選ばれた貴族40名と、領主の全部43名。
選ばれたら、侯爵から四枠、伯爵から三枠、子爵から二枠、男爵から二枠書いて出す。
貴族、領主共に直接行くか信書でも可能。
若い人は世襲みたいな感じで投票されてる場合もある。今はモンティス公爵以外全員男。
家が入れ替わるのはたまにあるけど、実績とかでほぼ固定の事もある。
侯爵はほぼ歴史ある四家で独占状態。
その他の侯爵や伯爵は実績とか能力とかで無難なところが選ばれやすい。
ここに入るのが夢って貴族も多いけど大抵は諦めている。
ここに選ばれなかったけど、得票が多い貴族は別の役職で取り立てられることがある。主に内務官として。
■メロウ・クーマー・ラ・モンティス公爵(アストラ系)女 48歳
※唯一の女性。
■ノム・ルネ・ラ・エアリ……エアリ公爵(アストラ系)男 23歳
※ルネはクロスティア騎士団に入っているので、不在の時は叔父のファルコン・が代理として出る。一応、ルネは軍務補佐官を兼任している。これも不在の時は叔父が代わる。代理ってやつです。
■スタン・ブライア・ル・リノ……リノ公爵(ラヴェル系)男 52歳
公爵のファーストネームは国王か王族、家族しか呼ばないので、二番目の名前で呼ばれる。
※でもだいたい、リノ侯爵とか名字で呼ぶ感じ。
エンディ・ラ・イメイア侯爵 52歳
フィオーラ・ラ・トリル侯爵 42歳…フィニーの父
アラン・ル・シレデ侯爵 62歳
ジャン・ラ・ルオン侯爵 50歳
クロード・ル・シャキール伯爵 70歳
マルシュ・ル・キース伯爵 65歳
ブライア・ル・グリーン伯爵 54歳
ニカルロ・ラ・ヤコビニ子爵 52歳
ジョーネス・ラ・リボー子爵 39歳
レンスタン・ル・ハイン男爵 67歳
ジミー・ル・タルクロン男爵 45歳…ナージャの父
【国王補佐官】
宰相……
クリス・ラ・メノム宰相 35歳(天才系)
……総理大臣相当だけど国王がいるので、若い者がつく事もある。
宰相は国王が代わると交代する決まり。副宰相の方が年上になる事も多いけど、これも国王が必ず決める。
レオンク・ラ・ウフェン宰相補佐官 62歳(副宰相)
マルコ・ル・ローイ副補佐官 45歳(副宰相)
実は服宰相の方が影響力が上。これは宰相は国王の意を汲める若手にして、早々に譲って補佐として権力を振るうとかそういうの。経験を積ませるという意味もある。
ザザマリオ・ル・エン財務大臣 60歳 先代国王の時からやってる
■軍務大臣……プロノア・ゼ・キルト・ストラヴェル(国王)45歳
※実際に指示も出すけど名目上、認可役みたいな感じ。
軍務副大臣……タスクラデア・ゼ・キルト・ストラヴェル 男(第一王子)20歳
軍務副大臣……ルイジル・ル・フィラクス軍務大臣 60歳 先代国王の時からやってる。元近衛騎士団団長。
軍務筆頭補佐官……リズメドル・ギスアド(クロスティア騎士団団長)女 19歳
軍務補佐官……ノム・ルネ・ラ・エアリ……(エアリ公爵)男 23歳
近衛騎士団団長(軍務補佐官)……アレン・ル・フォーガス(侯爵) 52歳
領土騎士団総帥(軍務補佐官)……カラルド・ヒュオウ・ゼ・ハイング・ラヴェル(王族)54歳
■アーサー・ル・デュオ内務大臣 64歳 先代からやってる もしかして一番大変かも。
■フランク・ル・ドリコ外務大臣 52歳 こっちも中々大変そう。頭が痛くなる問題ばかり。
■聖母……ロザリナ王妃(第一王妃)…タスクラデア王子、ミアルカ王女の母親。
聖母補佐……第二王妃レイラ(故人)…アルスの母親。
聖母補佐……巫女長ミリル・ラ・トリル、他、常に城にいる女性神官(祭女)が五名。藍玉鳥の世話とか式典のあれこれとかしている。他にも城内教会の巫女が十名いる。
聖母補佐の神官、巫女は巫女の中から特に優れた巫女が呼ばれてなる。
ミリルは将来的には神官になるかもしれないしならないかもしれない。この辺は個人の自由。
聖母騎士……近衛の中から選抜。聖母や聖女、神官、巫女を守るための護衛。五十人程度。
聖女騎士……聖女を守るための騎士。
■大祭司(ネフスティア)……タスクラデア(第一王子)
■祭司(ネフス)みんな男
……アラン・ル・アレル祭司
……ジェローム・ラ・ダゴラン祭司
……アクセル・ル・マシース祭司
祭司は三名いるけど、壮大な管理職。
城の中ではかなり大規模な部署。城の中には五十人(巫女達と、男の事務員)、外(リズとアメルが食事した庁舎があるところ)に百人くらい事務員がいる。トップは聖母、第一王子になっていて、実際に指示(というか方針)を出しているのは第一王子。
王妃はミアルカ王女がまだ十歳なので聖女修行させたり面倒見たりしてる。普通は王女はセラ国に留学するけど戦争が起きてしまったので国内で育てている。
王子は当然、他も忙しいので、早くアルスティア王女やミアルカ王女に手伝ってもらたいが……。
病院、薬局機能の管理。聖女教会(紅玉会)との調整、外国との調整などもやる。後は式典、祭典、儀式の補佐など。
(国王の即位式とか叙勲式とか論功行賞の準備とかそういうのもある)とても大変らしい。結婚式は聖女教会がやってくれる。
■巫女長……ミリル・ラ・トリル
聖女教会は薬局、病院も兼ねているので忙しい。結婚式、礼拝、式典など。
(一応、病院は別でもあるけど、教会傘下の施設という感じ)
【領主会議】
年に一度ある。あんまり顔ぶれ変わらないので、平和な時は同窓会みたいになってる。
戦争とかなんか問題あると皆、しばらく帰れない。
【緊急領主会議】
国王がいきなり呼ぶ。
滅多に無いけど、この場合は全員では無く、ヤバそうなところが呼ばれる。
呼ばれたら全速力で駆け付けないといけない。
状況がヤバすぎて呼ばれない場合はこうしろという『王命』が来る。
【貴族たち】
【公爵】……三家のみ。
【侯爵】……十家ある。
ラ・トリル侯爵
ル・フォーガス侯爵
ル・イメイア侯爵
ラ・マーヤ侯爵
ル・シレデ侯爵
ラ・ルオン侯爵
ラ・フォレス侯爵
ル・ドロー侯爵
ル・リスイブ侯爵
ル・アーレンフ侯爵
【伯爵】……一番多い
ル・ピア伯爵など たくさん。
【委任伯爵】……領土を任されると、伯爵と呼ばれるようになるけど、厳密には貴族ではない。委任伯爵という役職。地位としては男爵の下(一番下)。貴族相当、って感じ。
通常、国王や評議会に呼ばれなければ王宮への伺候ができない身分。
カルタ伯爵など、地名で呼ばれる伯爵。
【子爵】ちゃんと貴族
ル・ハーパー子爵など
【男爵】ちゃんと貴族
ル・タルクロン男爵
【身分制度】
王族、貴族、平民しかない。
国の統合時に勢いで統一された。
巫女、騎士は称号なので身分では無い。
【警察権】
各騎士団が持ってる。(領土騎士団、王都の騎士団、近衛騎士団、クロスティア騎士団)
近衛騎士団は中央警察みたいな役割もあり、戦う要員だけで無く捜査要員も沢山いる。
クロスティア騎士団は規模が小さいので捕まえる専門。プレート犯罪系は捕まえたら近衛に引き渡しになる。
プレート関連犯罪は捕まえるときに殺しても問題にはならない。(捜査的にはあんまりいいとは言えないけどプレート犯罪は相当危険なので、凶行を止める為致し方なく、って場合はまあ仕方無いな、となる。不法所持者の方が悪いという感じ)
【司法】※ざっくり。
ラヴェル城に大法廷という司法の為の場所がある。国の真ん中らへん。ラヴェルは一都市程度しかなく、アストラもそうだけ、アストラよりもっと学術・行政都市になってる。領主の監査員もここから派遣される。
地方の場合、騎士団の調査を元に、領主が裁く。
騎士団は取り調べ、尋問は可能だけど、拷問は禁止されている。
ただし、重大事件は近衛騎士団が来る場合がある。その場合はなんか色々ヤバいことやってるらしい。近衛には中央警察みたいな役割もある。騎士団の不正や癒着などの監視しているのもここ。
特定の凶悪犯罪はラヴェル法廷に送られる。(二人以上の殺人、放火、組織犯罪、プレート関連、その他も決まりに沿って)
騎士団の裁可が不満の場合は誰でも領主に訴えられる。
この領主は一応隣でも、ラヴェルでも大丈夫だけどそれは本当にまれ。
(犯人・被害者からの訴えが可能。大抵は犯人側が貴族とかだと減刑要求、被害者側だと刑が軽いとか納得いかないとか色々)
一人殺人程度までの通常の犯罪の場合、ラヴェル法廷は訴えられたら開かれる。ラヴェル法廷に来た事件は、国王と評議会が承認しないと判決が出ない。
死刑にならなかった凶悪犯はなんと島流しになる。
東海岸にある監獄島に送られる。
それ以外の通常の犯罪者はラヴェルや各領土の監獄に入るか、さくっと処刑される。
基本『犯罪者に食べさせる飯は無い。さくっと殺してやるのが温情』という考え方。これは精霊大戦後の食糧難時代から続いている。
騎士で無い場合は、人殺し(情状酌量の余地無しの場合)したらさくっと処刑。騎士の場合はよほどでなければ無罪か減刑になることが多い。
そのほか色々な犯罪は法律に沿って裁かれる。
貴族の場合は、蟄居閉門制度(自宅や領主の元で罪を償う。監視付き)がある。すごくお金掛かる。ただし凶悪犯、愉快犯は別。
敵討ち、決闘は、プレートをかけた決闘(ゼラルート)以外禁止。
組織犯罪は重罪とされている。プレート密輸などは死刑。プレート不法所持関連は罪が重め。プレートは危険なので、騎士が不法所持者捕縛の際に殺しても問題は無い(あんまりいいとはされないけど、余程一方的に殺したとか、濡れ衣でなければ別にお咎めは無い)。
【クロスティア騎士団のイベント】
■五月会議……五月一日に集まって決闘する。腕試しみたいな感じ。全員行くわけではない。
会場は毎回違う国。セラ、ストラヴェル、ヒュリスのどれか。
聖域での決闘の他に、観衆(騎士団のみ)ありの御前試合もある。国王夫妻とか王族が見学(ただし、未婚の女性は見学できない。精霊騎士に惚れる例があったため)。
■八月定例会
数名を派遣して活動の中間報告と挨拶。ストラヴェルの場合、だいたい五名くらいが多い。暇な人が行く。決闘でプレート奪われて、交換交渉がありそうな、できそうな場合はあらかじめ打診する。
プレートはここで話がついて戻ってくる事も多い。戻らない事もある。
■十二月会議……十二月頭、セラ国に行って、今年の活動報告、来年の予定を考える。
各クロスティア騎士団が手に入れたプレートの交換、譲渡交渉などする。
交渉が主で、決闘は禁止だけど、私闘はできる。五月に奪われたプレートを取り戻す機会。
(別にその後も挑んでいいけど、特別な理由が無ければ時が経つに連れて諦める風潮がある。また、取った側が別にいいかってなったら別のプレートと交換、返却する場合もある)
一応、国が違っても同じクロスティア騎士団の仲間という感じなので、あまりギスギスしないように指導される。
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