プロット作りの無限迷宮へ
Q.皆さん、プロットは作る派ですか?
A.私は作る派です。
まず私の作品である、『戦士オリビア〜』を例にあげながら話していきますね。
この作品は何度か改稿をしています。
いま新規投稿はしていませんが、陰でコツコツ改稿+執筆作業を進めていて、自分が追い詰められない程度にストックが書けたら、新たに投稿しようと思ってます。
(いつになる事やらって感じですが⋯⋯)
昨年この作品を書こう!と思い立った時、まずキャラクターが先に出来上がりました。
『キャラを動かすためには、どんな世界だったら無難なんだろうか?』なんて、最初の頃は考えていたんですよね。
『無難に』なんて、⋯⋯本末転倒じゃね?
そんなファンタジーなんて誰が見たがるか!って今ならそう思います。
それぞれのキャラシートを作って履歴書を作り、プロットはノートに書くアナログ式。
アプリを使うよりそれが私には合っているようで、今でもそのノートは持っています。
しかし、有り難い事にたくさんの方に読まれ、批評やアドバイスなどを頂くうちに、たくさんの穴がある事に気付きました。
全然作り込みが足らなかったんです。
ファンタジーは自由。
どんなものがあってもいい。
魔法が使えてもいいし、空中に浮かぶ都市があってもいい。
ほんとに能天気に考えていましたが、ファンタジーの世界はゼロから自分で構築する分、全ての事柄に理屈を通すことも必要になる。
スランプの間、次第にキャラの心理を深く考えたり、人々の暮らしの細部まで気になるようになっていきました。
『農民はどんなものを食べていたのか?』
『何が貴重な食べものだったのか?』
『中世の騎士の戦術とは?』
『町の中に川があっても不思議じゃないのか?』
『魔物の定義とは?』
『冒険者の定義とは?』
たくさんネットで資料を漁りましたし、本屋さんで関連書籍を探す旅に出たりもしました。
廃墟の写真集やイラスト画集、辞典コーナーを見たり、歴史とか様々な分野を見て⋯⋯。
プロットを考えれば考えるほど迷宮にはまり、世界観を詰めることに真剣になればなるほど、執筆は全く進まないまま3カ月が経過。
すごく焦りやジレンマを感じていました。
だけどいまは、世界観を見直す時期なんだと。
ポジティブに考えていこう。
私の中にある物語を、読者に伝えたい。
苦しくても。辛くなっても。
書くことが好きで、辞められないんです。
話がうまくまとまらないな⋯⋯。
読みづらい創作論で申し訳ないです。
いま感じていることを書き殴っているので、後々見て推敲できたらしていきますね。
次はスランプを抜けるために探している途中で、Xや創作論で見掛けた励みとなった言葉を少し書けたらと思います。
次回、『蘇れ!スランプ創作者たち!』
デュエルスタンバイ!
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