第9話 ミーナ、狐と出会う
…できちゃいました☆
まず、魔法の制御をちゃんとやってみた。
そしたら威力問題が解決した。
手加減できちゃいました☆
無理だと思ってたけどできちゃったね、うん。
そして、射程距離の問題だけど、これは簡単。
ただ単に強く空間を引っ掻きすぎてたみたいで、若干弱めに引っ掻くと短くなった。
めでたしめでたしだね。
とりあえず実用可能なまで上達したよ。
と、いろいろやっているといつの間にか空が暗くなりはじめてら。
…この家で1人で寝なきゃだめ?…やだよ?え?
でもねむいよぉ…仕方ない、寝るか。
私はドラゴンさんの家に入って、小さめの部屋に入り、そこにあった布団に潜り込む。
「みにゃみにゃ…にゃぁー…(むにゃむにゃ…あぁー…)」
私は目をこすりながら今日のことを振り返る。
…この世界に来て一日目。
なんだかんだあったけど結構楽しかった。
…具体的には転移させられたと思ったら獣人じゃなく猫になってて、時空魔法で失敗して、ドラゴンさんに会って、魔法を練習した。
異世界にしては一日があっけないような気もするというか、何というか平和だった。
でもまぁいっか。
平和なのは良いことだ。鳥は一方的な殺人ならぬ殺鳥だけど弱肉強食なんだからしょうがない。あとでちゃんと食べたから命は無駄にしてないよ。ほとんど焦がしちゃったけど。
…と、いろいろあったね。
少ないとは言ったけど、あくまで異世界にしたら、だし。
元の世界でこんなことできないからね。貴重な体験だったわ、うん。
ぁ、そろそろ眠くなってきた。おやす…
『…おまえ、なに。どこから、きた。』
み…ん、なになにこれ私に言ってる?だ、だれ?暗いから見えない!
『おまえ、しんにゅうしゃ、たいじ?』
…おいまてまてまて、ちょっとまて私侵入者呼ばわりされてる?ちがうぞおい。こちとらドラゴンさんに直接招き入れられた猫だよ!?
って、言いたいのに言えないよ猫だから!
【スキル【念話】を取得しました】
おおおありがてぇ女神様からかな!?
それでも嬉しいよこの状況ではね!
私が心の中であーだこーだと騒いでいると、誰かが喋りだす。
『おい、おまえ、しんにゅうしゃ、でていけ。たいじ、する?』
『あ、えーっと。まず、あなただれ?私はミーナ。…あ!もしかしてて、ドラゴンさんの言ってたテナって狐?見えないけどそうでしょ?』
うん納得!若干カタコトなのもそれが理由か。
『…おまえ、ジル様、しってる?テナも、しってる?なぜ?』
『あ、やっぱりテナさんなんだ。って、ジル様っていうのがドラゴンさんの名前なの?』
『なぜ、しってる、きいてる。こたえろ。』
『あ、え、えーとね、なんかそのジル様?ジルさん?に偶然会って、ここまで連れてきてもらったんだけど。』
…これ、信じてもらえるかな?
『そんなこと、ジル様にきいてない。うそ、いうな。でていけ。ここはジル様とテナだけのばしょ。』
『は、えぇ…』
『いますぐ!でていけ!』
『…あー…』
この子、というかテナさん、私のことぜーんぜん信じてないねー。どーしよ?
だんだん夜目が効いてきた。猫なのにしばらくしないと見えないのには突っ込まないでおこう。
…とにかく狐のようなシルエットが見えるので、やっぱりこの声はテナさんで間違いなさそうだ。
間違いなさそうなんだけどさ?
…どーしよう?
*◇*◇*◇*◇*◇*◇*◇*◇*◇*◇*
☆をつけてもらえると嬉しいです…
(=^・-・^=) ほしい…です………
.꒰ঌ( nn )໒꒱𓂃
近況ノートに、ミーナちゃんのイメージイラスト載せてます。見てみてね。
コメントとかしていただけたら返信しますので…してください。
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