瞳の奥のブルーへの応援コメント
諏訪野 滋さま
こんにちは。
本作、未読だと思っていましたが、すでに別サイトにお邪魔してこっそり拝読しておりました (^^;)
香織さんが、サラダに対する雄介さんの思いのほか鈍い反応に、少しだけ声を荒げてしまったのは、もしかすると自信のなさの発露でもあるのだろうかと感じてしまいました。
私たちは他人と自分の違いを意識させられながら成長するのだと思います。うまく成熟できていれば、自分と意見が違う相手にもむきになることはないでしょう。でも、なんらかのコンプレックスを意識している場合、自分のせめてものよりどころを軽く見られたと感じたときに、深く傷つき過剰に反発してしまいそうです(すみません、自分のことです)。
美術大学に通う彼女にとって、得意分野である色彩をないがしろにされることがおもしろくないというのもは確かにあるでしょうが、自分にしっかりとした自信があれば、たとえ一番わかってもらいたい彼氏に響いていないようでも、もう少し穏やかに受け止めたり、彼の意見から一歩進んで新しいものを見出そうとすることもできたんじゃないかと思ったのでした。すみません、勝手な妄想です。
弱視は身近な多様性の問題のひとつですね。このような問題を考えるとき、ひときわ、個性か障碍か問題について意識させられます。どうとらえたら当事者に嫌な思いをさせずに、でもしっかりと向き合えるのでしょう。人によっては障碍と見なされることに断絶を感じ、人によっては個性とくくられることに軽視を感じるようです。
諏訪野さまがどこかでおっしゃっていた「だれもがマイノリティ」もある意味正しく、その考え方で得られるものは大きいと思うのですが、実社会では線引きや分類をしなくては立ち行かないことが多いのもまた事実だと感じます。
現在の雄介さんは自分の弱視を「不便なところのある個性」と穏やかに受け止めているのかなと感じました。自分が相手に気遣わせてしまうことを恐れ、それを口に出せないというのは、二重に苦しいでしょうね。
すみません(三回目)、私がコメントを書くと、大抵暗い方に話が流れてしまいます。
雄介さんの弱視を知った香織さんが(これまでの自分の行動に)衝撃を受けつつも雄介さんの状況を理解しようとしっかりスイッチを切り替えるところが胸を打ちました。
作者からの返信
佐藤宇佳子様、こんにちは。心のこもったコメント、本当にありがとうございます。
香織さんが感情的になったのは、仰られるように自信のなさからだと思います。付き合い始めでお互いにまだ手探りの中で、自分のいいところを見て欲しいという気持ちが空回りしているように感じてしまったのでしょうね…私自身についていえば、いくら年齢を重ねていても、新しい関係を築こうとするときには何らかの焦りのような感情が芽生えてしまう気がします。いずれぼろが出るのに…未熟ですね💦
障碍を軽視しないための線引き…私はやはりボーダーレス派です。軽視しないというか、重視もしない、特別視しない…これは訓練が必要なのかもしれませんが。優劣などない、というのもキーワードの一つでしょうか。マラソンランナーにしか見えない世界があるように、車いすからしか見えない世界もある。認知症についてもそうじゃないかな…
向き合わなければ、と構えてしまうと心と体が動かなくなってしまうので、必要な時は互いに助け合い、そっとしておいてほしいときにはただ見守る、それでいいのかなと思ったりします。甘々で申し訳ありません……
ポルフィリン症についても色覚多様性についても全くの想像で書いていますが、それも含めてあなただよ、そんなあなたが大好きだよ、というものを書いてみたかったのでした…職業病かもしれませんね…
長文失礼しました、お読みいただきありがとうございました!
瞳の奥のブルーへの応援コメント
このふたりの世界の共有の仕方がとても好きです。雄介くんの伝える勇気をめっちゃ褒めたいです。違うって怖い思いをいっぱいしてきているんですよね。知ってほしいと思って、伝え方に迷って、それで調べて、同じに見えるって知って、青色がきれいで。いつ言おうか考えていたんですよね。なんて素敵なんだ。
香織さんの赤い顔もきっときれいです。
癒されました。末永くお幸せにと叫びたいです。ありがとうございました!
作者からの返信
霙座様、こんにちは!
相手と違うという事、本当は怖がる必要はないはずなんですよね。それでも雄介君は多分、嫌な思いをそれなりにしてきているはずで。普通なんてどこにもない・自分を含め誰もがマイノリティだと自覚できれば、そこに優しさが生まれるのではないかな…と。それでも自分が若かったころと比べると、確実に風向きは変わってきているな、と思っています。
雑音に惑わされることなく、顔を上げて歩いていきたいですね。お読みいただきありがとうございました!
瞳の奥のブルーへの応援コメント
人が見ている色と、自分が見ている色が全く同じかどうかはわからないですよね。
もしかしたら、微妙に違うこともあるかもしれません…
素敵なお話でした!
作者からの返信
海乃マリー様、お寄りいただき感謝です!
自分がマイノリティであることを大切な人に告げるのは勇気がいることだと思うのですが、信頼の証でもあると思うのですよね。もしそのような場面に遭遇した時には、常識と言われているものや偏見に惑わされずに、相手のありのままと向き合いたい…そんな風に自戒しながら書いてみました。誰かに告白されるような自分になれるように精進したいです…!
温かいコメント、ありがとうございました!
瞳の奥のブルーへの応援コメント
同じ色が見えてるのは、実はとても奇跡だと再確認させられました
彼女の美術も青に特化してパワーアップするかも知れないですね
青が大好きだったフェルメールのように……
作者からの返信
色覚多様性は男性の約5%・女性の約0.2%で、実は大変多いのです。男子校の20人に1人、もうこれは単なる個性ととらえるべきなのではと思うのですよね。色覚以外の細かな違いも含めて考えると、相手と同じものを知覚していることは多分ないのですが、それでも気持ちや夢は同じものを共有できるはず!と柄にも無くロマンティックなものを書いてみました。(うわあ、キザ…)
確かにフェルメールの青は綺麗ですよね(原料がラピスラズリだそうですね)、さすがあづま様! 画家だと、ゴッホがP型色覚多様性ではと言われていますね。
いつも素敵なコメントをありがとうございます、お読みいただきありがとうございました!
瞳の奥のブルーへの応援コメント
視覚や価値観の違いを通じて、愛の形や理解の深まりを繊細に描いている、素敵なストーリーだと思います。青と赤のテーマが心の色として響く感じが、とても詩的ですね!
作者からの返信
神崎 小太郎様、お寄りいただきありがとうございます。
必ずしも同じものを見ていなくても、素敵だと思う気持ちは互いに持ち寄ることができる。理想論ではありますが、様々な場面で分断が進んでいるように思える昨今、たまにはこんな甘い夢を見てもいいのではないか…と思って書いてみた次第ですが、果たしてうまくいっていますでしょうか…素敵とご評価いただき、大変光栄です。
温かなコメント、感謝申し上げます!