第2話

ついに、やりたくて仕方なかったこのゲームが出来る!


・・・ ん? これって森スタート?


マジか…でもやっぱりめっちゃリアルだなー


今のうちに、動きに慣れときますか。


走ったり木に登ったり草の匂いを嗅いでみた。


ちゃんと、感触あるし匂いも嗅げる!めっちゃリアルっぽくて楽しい!!


確か…


『インベントリ』


武器がちゃんとあった、にしても

「ナイフか…刃が20センチぐらいのちょっと基本武器か、強度は普通…まぁまぁ戦えるかもな。」


[ガサガサ]


『何だ!魔物か!ってゴブリンか、数は1、2、3、4…5匹か、初心者相手にこれは多くない?』


まぁやるだけやってみるかな。ゴブリン5体のうち1体だけ剣を持っているけど。


俺はまず最初に土を取り、ゴブリンに向けて投げた。ちゃんと、ゴブリンに当たった。それも、ちゃんと目眩ましに使えた。


「今のうちに1体やるか、」土を投げて当たったのは3体。2体を相手にするのはギリ勝てそう。


俺はゴブリンの方に全力で走り首をナイフで切った。鮮血が飛ぶと思いきや、消滅のエフェクトが出てきた。簡単に言えば四角いモザイクみたいなやつだ。


そして切ったゴブリンから武器を奪い、目眩ましを食らったゴブリンに投げた。なんとかそいつも倒せた。だがあと3体…


ゴブリン3体が同時に飛びかかってきた。俺はなんとか避けようとしたが、1体のゴブリンの棍棒がかすった。それと同時にそのゴブリンの首に後ろから刺した。


その途端俺は横腹を刺された。


「え!いつの間に!」


そこに居たのは、剣を持ったゴブリンだった。早すぎ!だが!


俺は剣を持ったゴブリンの頭に全力で刺した。そして、最後のゴブリンにはナイフを全力で投げた。


[レベルアップ][戦闘経験により投擲スキル獲得]


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