第36話 エピローグかなとか思ったなもうちょい付き合ってもらうぞ! オイ鳥!お前そう言うキャラじゃないだろう!
「カフェラ・エチエチル超法的措置により追放とする」
「やったあぁぁぁぁぁぁぁ!」
復興も始まったデカマラス王国俺は、ついに貞操を守ることに成功したのであった。今回の一件、王子のおかげ……というか俺すらも手玉に取ったチートアイテムのおかげで被害は最小で収まった。
だが俺の殺しに対する考え方は、貴族としてあるまじき考え方ということで生き返った王様主導の元裁判が行われ俺は、最高の結果をえることができたのであった。
「えっとこれ、喜ばれることでは……」
「いえ、王様……。ここはこの私に」
お、このクソ王子、久しぶりの日常回だからって調子に乗ってこの俺に喧嘩を挑むきか? 上等だウケてやる。
「別に裁判は日常回じゃないぞ」
「なんで私の思考を呼んでいるんですかクソ王子」
「君の顔は、口よりも雄弁だからね。それよりもちゃんと追放の内容を聞かなかったのか? ただの超法的措置だぞ」
「いや。それってつまり追放って」
何この普通の追放じゃないよみたいな雰囲気。
だって追放よ! 追放の悪役令嬢と言ったら、悪役令嬢が本当の自分の気持ちを伝えるシーンじゃん。俺みたいな悪役令嬢が……。
え、違うの。周りの呆れた表情からちょっとわかる事実。
「超法的追放、つまり、法律的には追放レベルだけど、追放すると、国の損になるから、してした歳になったら国に戻ってこいって命令」
「でも戻るのって私がお祖母ちゃんになってから……」
「ばかか、国が損をしないために君は16歳になったら絶対この国に戻ってくるんだよ。それくらい君だって……」
「なん……だと……16歳って」
「16歳で聖エチエチル学園の入学それまでは追放ってことだな」
「……いや、殺人犯が学校ってw」
「いや、君のキル評価は、カオナシって言う集団のみでむしろ国には貢献しているからな。追放は、永久ではなく、6年という超法的措置だ。これでも結構大変だったんだぞ貴族どもを説得するのは」
ちい! 何を説得しているんだ。俺は追放から、貞操を守るエンドを待っていたのに。台無しじゃないか。
なんでこんな時ばかりクソ王子は有能なのだろうか。
「とにかく私は、絶対に永久追放を目指す!」
「それこそ傾国の危機だ! 君には絶対戻ってきてもらわなければいけない」
「ふざけるな。私は、私は……」
そう私は、俺は、心は男なんだ!
それが、聖エチエチル学園に入学だってそんなの貞操を失えって言っているようなものじゃないかふざけるな!
俺は男だ! そう簡単に処女を散らせてたまるか!
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エンド(不明) メインヒロインになっていたけれど、心は男だ。
「ちょwwまww先が気になりすぎる」
「おい、緋色の鳥よ、いつまで我らがオタク部屋にとどまるというんだ」
「そうだ鳥さん! これは、イチノセのラブコメだ! 一話から見て居ないのは流石に非常識じゃないかな」
いつの間にか私、エチルの鏡待機部屋は、オタクの神様と死を振りまく緋色の渡り鳥のたまり場になていた。
後、チューポーン様、私はオタクではなく、イチノセの相棒です。
「デュフ……ですが今まで何本もの駄作を消しさった身として、この神作を見届けない訳にはいかないのですよ」
この鳥、今まで碌にセリフがないと思ったら、作品全体が揺るがないほどくだらない理由で色々な世界を滅ぼしていたキモオタであった。
いや、萌えない世界だからって世界を消すのは非常識なのでは?
それこそ炎上するぞ。旧ツイッター的な奴で。
「とにかく、これ以上私たちはこの作品に関わる必要はないはずです。おとなしくみんなで消えようといったではないですか」
「まあ、僕はそもそもこの世界で死んでいないし」
「拙僧もw 別に能力がこの世界で使えなくなっただけで死んでないでござるな件について……それこそエチル氏は、一度死んでいるのにこの物語に関わるとか! 激萌えでござるか! これは、まさかのエチルルート!」
「おいクソ鳥、ヤキトリは食いたいか?」
ああ、何この状況!
追放とか言う状況じゃないよ! 死の化身と神様に囲まれて私はマジでつらいのだけれど!
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「あの、私を連れていくのは正気でしょうか」
「いやならいいけど。それに正気なら人を殺してなんかいない」
俺は、生き返り、オカダの意識が消えたモストと追放前日に話していた。
「記憶がないとはいえ、今回の事件私が黒幕であり、本来死刑の私を感謝をしておりますが……」
「そうか、なら問う。何もできないお嬢様が、野山に放逐。どうなる」
「死にます」
「そう言う事! アナタは、私が死なないように奉仕するのが義務なの」
「そ、そうですか」
モストは、今回の事件の首謀者として、死刑を受け入れていた。
モストの中に入ったオカダがやったにも関わらずだ。
そんなことを俺は許すこともできず今に至る訳なのだが。
「なあモスト」
「はい」
「マジで頼みますわ。私いまから怖いので」
振るえる俺の手を握るモスト。
追放。王宮では気丈にふるまったが正直恐怖しかなかった。
追放の機関に起きたことは不問。
つまり野党が俺を殺そうが、売り飛ばそうが不問。そんな永遠にも思える恐怖を元ニートが耐えられるはずがない。
俺は、モストを洗脳した罪を被り、モストも俺と同じ刑になるように促した。
結果怖いのだけど
「お嬢様……大丈夫です。モストがいます」
「モスト……怖いよ」
「大丈夫です。お嬢様」
俺の恐怖を聞くものなど誰もいなかった。モスト以外。
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「最高んゴねw 激萌え! カフェラタンは俺の嫁ww」
「おいクソ鳥、いい加減控えろ。カフェラタンは、僕の眷属だ」
「二人ともいい加減にしてください」
かふぇらあああああああああ! 本当、厄介な神様と鳥を押し付けたのは許さないんだからあぁぁぁぁぁぁぁぁ!
エチルの叫びはだれにも届くはずがなかった。
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