第2話 光続けようあの星のように

私は神騎のことが忘れられずに過ごしていたそんな時、私の家に霊山寺 雫が訪ねてくる私は雫に「何か用?」と聞くと雫は「貴方、神騎にならない」と告げる、私神騎としての能力はエクスニールである彼女よりも強大かつ膨大らしい、私は「少し考えさせてくれ」と雫に言った、だがその夜、魔物にクラスメイトが襲われた、雫は「ヴァルキュリエ!エクスニール!」と叫び青色の光とともにエクスニールに変身を遂げ魔物の巨大な手を斬り裂きクラスメイトを助けた、そして魔物を一刀両断した、やはり強い、だがその時、背後からの魔物の強烈な一撃でエクスニールは吹き飛び土煙とともに倒れてしまう、魔物は「とどめだ!」と巨大な手を振り上げる私は思わず回し蹴りを叩き込んだ、魔物は「何故助ける」と私に問う私は「私はこいつを助けたいから助けたんだよ!」とエクスニールこと雫はしばらく動けそうもない、ならもう選択肢は決まっている、神騎になろう私が雫の代わりになれるのなら私は雫に「私を神騎にしなさい!」と声をあげた、雫は嬉しそうに笑い「名は」と聞く私は「伊奘諾 紅羽」と答え聖剣 グランクロスを自身の胸に突き刺したあたりを炎が舞うそして私の全身を赤色と金色のラインのレオタードスーツ、そして両肩にはグレーのマントとアーマー、背中には金色のテイルブレード、両足に火の翼が生え赤色と金色の装飾品とともに双剣が装着され、私は神騎グランニールへと覚醒し変身を遂げる、魔物は次々に私に襲いかかるが双剣が装着された両足の回し蹴りとテイルブレードの一撃で撃破した、そしてエクスニールになっていた雫は変身が解除されていた雫はその状況から即座に理解した聖剣 グランクロスは手にあるのに神騎としての力は殆ど私が奪い取ってしまった、残り一体の魔物に「貴様、何者」と問われ両足の双剣を飛ばして掴み「伊奘諾 紅羽、神騎代行」と言い双剣で斬り裂いて倒した、その双剣の名はカムイ、聖剣 グランクロスの力を私自ら奪い取り生成した新たな聖剣だった、だがこの蛇口の蓋を閉めていないような異様に溢れ出る力の感覚、それを背負い神騎になったのだと自覚していた、実際、初変身の際にはかなりの量に思える霊力が私の身体から放たれた、まるで一気に蛇口を捻ったかのように、エクスニールの力を奪い取りグランニールとなった私の初日はこうしてすぎていく、そして次の日、校長から私はある書類を渡された、そこにはこう描いてあった、伊奘諾 紅羽、貴君を神騎の学舎、聖堂学院への転入を命ずると私は思わず「えぇ〜」と言って深い溜息をついた、そしてそこに雫が現れた、私は「貴方…」と言った、雫は「転入手続きありがとうございます」と校長に言った、そして私と雫の2人は学校の屋上にむかった、私は「どういうことよ!いきなり転入って」と雫は「まぁ、落ち着け、貴方に私が渡した神騎の力も詳しく調べる為だ、その為にも私達の学院に来てもらう」とそうあの双剣の聖剣カムイはもとの所有権は神騎エクスニールつまりは霊山寺 雫、彼女だからだ、そしてどうやら私は神騎グランニールになった時にその聖剣 グランクロスの所有権ごと変化し私の双剣の聖剣カムイとなったらしい、私は「まぁいいわ、今日少し付き合ってよ」と言った、そして学校が終わると私は人もいな所で変身を心見ることにした、勿論、雫も連れ私は「グランニール!」と叫び紅の神騎、神騎グランニールになった、雫は「どう力は安定した?」と聞いた相変わらず蛇口を捻って閉めないままのような溢れ出る力の感覚を私は感じていた、雫は「それで神騎として戦う気にはなった」と聞いた私は見上げた夜空の星達の光を見つめ「誰かを守れるのなら引き受けるよ神騎の仕事、そして光続けようあの星のように」と返した、そして次の日、私は聖堂学院に足を踏み入れる、まるで教会の大聖堂のような出立ちのその学院は調べたところ一万年と二千年前に七天神騎と呼ばれる神騎が設立したものだった雫は私に「一様、私は貴方の師匠で貴方は弟子よ」と言った、そう今の私はまだその立場上は神騎エクスニールこと霊山寺 雫の預かりのもと弟子入りでこの聖堂学院への転入が正式に許可されていた、だが聖堂学院の生徒に興味津々の視線が私には深く刺さった、そしてここの生徒達は私より先に神騎に覚醒しているからだ、守りし者としての自覚はこの学院の生徒達は皆もっているが成り立ての私にはその意識がかけている、ましてや学院では珍しく一般人から神騎に覚醒したという経緯ですら興味を持たれていた、そして雫は私に「まぁ、気にするなここには一万年と二千年前から転生した者もいるが今は別の学園にいるそのうち会えるだろう」とそう神騎の中には一万年と二千年前から転生した者もいるらしい、そしてこの神騎の学舎で私の新たな学院生活の幕が上がる。

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