「俯瞰(フカン)」
…よくまあ、ここまで。
そこまでして俺を
――
それ、地元の図書館にしか置かれない。
何でまた、そんなローカルな
*
まあ、
キミら
インタビューに
…でもまあ、ぶっちゃけ。
それじゃあ生活していけないのよ。
*
―― とまあ、そういうわけでね。
そのくせ、
まともな生活もできない。
これが
何を
今まで研究してきたんだか…
*
ああ、話が
土地の話だったかな?
まあ、ねえ。
どれほど面白い土地だろうと。
ただ、集めた
城あとの土地を調べると分かる。
そも、俺たちが感じている時間や場所。
それらが
ただ、それを
家に
*
メシが食えないんだよ。
昔の人たちが
蛇の首を
城あとにある
しかも、よくよく調べれば。
その年に日照りなんか無かったし。
まあ、姫さまが関わっていたのは。
…だからこそ。
寺に
*
調べたことがいけなかったのか。
だから、
役所も
研究も続けていられなくなって。
*
…信じられるか?
上から見た俺のアパートなんだけど。
俺がいなくなったあと。
知らねえ人間が
市の
調べたメモとか、みーんな
あれほどの
本にだって
全部紙くずになっちまった。
…やってらんねえよ。
今までの積み重ねは。
何だったのかって話でさ。
*
ホントにさ。
オカルトなら明るい方に行きたいよな。
昔話だってさ。
金持ちになった話だってたくさんあるのに。
――
あんたらの言う。
モキュメンタリーみたいに。
…
呪いなんて無いんだよ。
はるかに
あるのは、目の前にいるアンタらと。
―― この
*
…
マンションは十五階建て。
俺は、落下の
そんな中で。
何度も落ちていくたびに。
キミらは
学園の
そんな
酔狂を通り越して。
イカれてるとしか。
思えないなぁ ――
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