怖いけど、好き。
歩夢
表紙
彼の自然な優しさが、嬉しかった。
女じゃない私を、「女の子」と言ってくれる…。
自然に、当たり前に、言ってくれる彼のことが…
気になり出して、知りたいと思って…
―――…好きだと思った。
でも、近づき方を間違えた。
彼との距離を、間違えた。
「…友達になりたいの!」
―――…違う。…そうじゃない。
「―――…好きです。」
私は、あなたが…好きです―――…。
自信がもてないマイナス女子×強面な甘党男子
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