女性専用ソロダンジョン最深部の案内用NPCに転生したわたし、王国屈指の癒やしスポットとなる ~百合牙城を築いた第二王女専属特務官~

五目だいや

世界観設定紹介

☆キーナリー王国

 世界のリーダー的な位置づけの大国。

 王都、東西南北それぞれ2つずつ計8つの州で構成。

 国が大きくなった要因は、魔法石を見出したこと。

 当時、魔法石は宝飾品の一つという認識でしかなかった。

 しかしその石に魅入られた者たちが魔力の存在を発見し、人間が持つ”気の力”を混ぜ合わせることで魔法を発現させることに成功。

 研究の女性リーダーが新国王となり、研究者が貴族として各都市を統治、魔法石流通を管理するようになった。

 さらに諸外国にも情報・技術提供を差し出すことで有利な条約締結等につながり、国力を大幅に向上させた。


☆ミカドルナ帝国

 キーナリー王国直下、地底に存在している国。

 赤い瞳と長い耳が特徴の一族。

 個人差はあるけど飛行能力を有している。

 魔法を使用する際、魔法石を媒介する必要はないが、他人の血液を摂取することで”気の力”を増幅させることができる。

 帝国の歴史――。

 第二王子は魔法石の魅力に取り憑かれ、一部の同志とともに悪魔と契約、魔法石の利権やそれに準ずる国王の地位、世界を奪取しようと謀反を起こした。

 だが王国軍らによって鎮圧され、謀反は失敗。

 王国を追われた第二王子は地底に逃亡、そこでミカドルナ帝国を興した。

 なお、悪魔との契約者を出した王族に神々が激怒。

 罰として、王国・帝国に魔物が生まれるようになってしまった。


★魔法石・魔法

 各種鉱山や森などの自然地帯から採掘される特殊な石。

 魔法石に”気の力”を注入することで思い浮かべた現象が発現される。

 思い浮かべたことは具体的なほうが具現化しやすく、声に出す、詠唱を行うとより効果が大きくなる。

 例:具現効果小…水を出したい。

   具現効果大…お風呂に入るため、浴槽が一杯になるだけの水を出したい。

 魔法は”媒体魔法石の密度・大きさ”と”気の力”の双方が重要。

 女性の方が”気の力”が強い傾向にある。

 王国民は10歳の誕生日を迎えるとき、王国によって”気の力”を測られる。

 魔法石は契約することで所有権が決まり、魔法石を装備した杖はアクセサリーとして縮小化し、身に着ける。

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