猿真似

 人の猿真似をするしか能が無い人間や集団と言うものは結局どこまでいっても『猿真似人間』、『猿真似集団』でしか無いのであろう。


 猿真似と真似は違うものだ。厳密には真似という言葉には『猿真似』と、『そうでない真似』という意味が包含されていると私は噛み砕いている。これに関連して『模倣』という言葉もある。また『参考』にするとか、『リスペクト』するという半ば俗っぽい言い回しもある。


 わかるだろうか。


『考えない人間』はどこまでいっても『愚か』であるし、誰かのいいなりになる犬であり続けるのであろう。


 わんわん。好きにしたらいいよ。ばぁかばぁか。などと宣っておこうか。


 更にタチが悪いものもいようしその様な者達の集まりもあろう。『物打題法ぶつだだいほう』の連中がまさにその例である。猿真似をしておいてからその起源と所有権を主張する。彼らには最早、『馬鹿』や『愚か』、『愚者』という言葉は不適切であり、『盗人猛々しく』、『迷妄』で『蒙昧』で『狂信』で『浅薄』な『悪人』であり『罪人』であると言っても尚まだ足りない。ので割愛する。


 まぁ。


 受けるくんや瞠目さんは、わしがこんなことを言うがは快う思わんろうけど。送らせてもらうぜよ、ごめんちや。

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る