第七話

そのあとすぐ、わたしは2人目の導き手と出会う。




彼女の名前は——水田さん。


タロット講座で隣に座った彼女は、

なぜか初対面なのに“懐かしい”空気をまとっていた。



「あなた、家の気、すごく悪い。

それって、“あなたの光”が強いから集まってるのよ」


彼女は真剣な顔でそう言い、

風水のアイテムやお香、玄関の置き方まで教えてくれた。


でも、それだけじゃない。



「……あなた、ちゃんと見られてる。守られてる。

だけど同時に、“試されてる”」



彼女はわたしの目を見て言った。




その目が、本当に見えてる気がした。

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