第18話男はつねに意味がなくとも張り合う!!
ロジャーは今までの全ての資料を揃えデータを起こし文章を考えて、
わかりやすく伝わりやすくまとめなければならなかったが、ロジャーは頭が良すぎるので ここが一番苦手なところだ 。
自分でわかっていても他人に分かりやすいとは限らないことは重々わかっていた。
ルイス先生にも意見を求めたし、もちろんベルナール 先生 とは 何度も話を詰めていた。
すでに4ヶ月が過ぎあと 時間的に3ヶ月 あるかどうか納得のいく 論文の完成は間に合うだろうか?
ベルナール 先生 は 次の学会でも十分だと思うと言っていたが、15歳のうちに発表したい 、焦る気持ちがあった。マイケルも偶然見つけた やばい薬があると言っていたし、それの動物実験のまとめとか何やら ガチャガチャ 忙しい らしくなかなか顔を出さない…毛が生える薬とか痩せる薬ってやっぱり ノーベル賞取れるかな?と聞いてきたので取れるでしょ ?その悩みを薬で解決できるならノーベル賞受賞とお前を 大金持ちにしてくれるだろうと思うねと答えると …
じゃあ 頑張って頑張って成功させないとな !そしたら ふふふ 名声とお金よりなんか下品なことを考えているような気がした?
僕は考えて考えて結論を出してから動くタイプだが マイケルはとりあえず 、いろんなことを試してみて面白いものを見つけるタイプだ気質がかなり違う。
だがやり始めるとマイケルの集中力は長く続く しかも マイケルの仕事場にはアンがいる。
アンがマイケルを選べばマイケルはまっすぐ 応じるだろう。
3つも年上だからな 先を越されても仕方がない!
僕もこの学会の発表 を成功させて一躍 世界に名を轟かせたい。
下世話な理由ではない!あの子がどこかで聞いたり見たりするかもしれないあの子と巡り会えるかもしれないと思うこのチャンスは絶対につかみたい!マイケルから肩の力を抜けよ 〜とアドバイスされたが幸せなやつから言われたくない!
男同士はどうしてもライバルで張り合うようだ…
ベルナール 先生が、男の子と女の子に同じ質問すると全く違う答えが返ってくるんだよと教えてくれた。
男の子は1人がパンを一つ 食べられると言うと 次の子が僕は2つ食べられる 次の子は3つ 食べられるなんてわけのわからない 競い合いが始まるらしい…女の子は 私は1つ 食べれると言うと 次の子も私も一つ私も一つとなるらしい男の子には遺伝子記憶に誰よりも優れている自分をアピールすることが入っていて、女の子の遺伝子記憶には 前に出ない 協力性や協調性が入っているんだねっと言っていた。
この男女の違いもあの子 を特定する 一つの材料になりそうだ…
アンとランチをしながら 、この前の疑問のことについて聞いてみた…
アンの話も先生の話と同じだった。
なぜ中学まで普通の学校へ行くことができたのか?
なぜ高校を 飛ばして大学に入ったのか?
アンは普通に小学校に通い 成績は良かったが 親から特に良い成績を取るように言われたことはない そうだ…
成績いいからね、勉強しなくてもそして家から通える一番頭のいい中学に入ったがそこでも普通に生活していたらしい…
ただ高校に進学 となると 遠すぎてどうせ寮に入るなら大学でいいんじゃないかと ハーバードに入った。
考えてすぐできるんだから 元々彼女は 中学 高校 なんて小学校で終わってたんだろうな…
やっぱり 協調性と協力性に優れ 争わない 競わないという女性 本来の性質がそうさせたんだろう。
それを踏まえると 僕は少し嬉しくなったあの子もそうだろうか?なら僕との歳の差はそんなにはない可能性が高い!年が近ければ結婚も近い …彼女に会える日も近い!
会えたら すぐ 婚約を申し込むぞ…結婚までは長いが僕が先に決めてやるからなマイケル!
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