第11話 いれぎゅらー③
戦闘描写難しい(´・ω・`)
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「ビリー、コイツは···」
「ああ、“あの時”のヤツと同じ個体かは分からんが···間違い無く同種だろうな」
“あの時”? 2人はこのモンスターと戦ったことがあるのかね。
詳しく聞きたいけど、まずはコイツを倒してここから逃げないと。
「弱点、なに?」
「おそらく火炎系───ッ!来るぞ!!」
キメラが大鎌を振りかぶり、強靭な後肢で俺へ飛び掛かってきた。
咄嗟に槍を振るい鎌による斬撃の衝撃を緩和したが、それでも十数メートル吹き飛ばされ、攻撃を受けた両手がビリビリと痺れる。
「こっちだ、化け物!」
ノックスのおっさんが点火した火炎瓶をキメラに投げつけ、スズメバチの腹部が燃えた。
悍ましく甲高い悲鳴を上げながら、キメラがのたうち回る。
「ォォオオオオッッ!!!」
余りにも大きな隙、それをビリーのおっさんが見逃す事はあり得なかった。
裂帛の気合と共に強く踏み込み、大剣を上段から振り下ろす。
速度と重さが乗った最上の一撃は、薄っぺらな甲殻をあっさりと切り裂き───腹の下にあった毒針の付け根が爆ぜた。
「ッ、ァ゙ア゙!」
「あ···!?」
不味い、足に毒液をもろに浴びている。
ダンジョン仕様の頑丈なブーツが溶け、足の皮膚を灼かれたビリーが悲鳴をあげる。
「トドメだ!アカリッ!!」
「······ッ!」
ビリーのおっさんに促され、持っていた槍を全力でぶん投げる。
そして狙い通りにキメラの頭を貫いた。
「おい、立てるか!?」
「なんとか···骨までは届いてねえ」
ノックスが肩を貸し、ビリーがゆっくりと立ち上がる。
顔色は悪いが死ぬ程の怪我ではなさそうだな。
早くダンジョンから脱出して治療を───
「後ろだ!!」
「え」
体を焼いて頭を潰した。
確かに殺したと思っていた。
しかしどうやら目の前の蟲は、俺の想像よりもずっとタフだったらしい。
その身を焦がしながら、それでも俺に鎌を叩きつけてきた。
鎌を受け止めようとした槍の柄も圧し折られ、俺の頭へと凶刃が突き刺さる、その直前。
ビリーが俺を庇い、背中を深く斬り抉られた。
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スキル[✕✕✕✕✕]が解放されました。
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