「日本国王」と呼ばれた男 ~室町外交チート? 足利義満、明帝国を手玉に取る~

人とAI [AI本文利用(99%)]

序章: 麒麟児、天下を掌握す

パート1:歴史が終わる日

❗重要❗執筆指示者(人)は歴史の知識を欠片ほどももっていません。当作品はAI執筆かつほぼ無修正出力です。人によってはマズイ表現があるかもしれません。ご了承の上お楽しみください🙇 本編↓



元中九年、明徳三年(1392年)閏十月。

秋も深まり、冷たい風が吹き始めた京の都は、今日、尋常ならざる熱気に包まれていた。


道の両脇には、黒山の人だかり。

男も、女も、老いも若きも、固唾を飲んで行列の到来を待っている。

六十年近くに及んだ戦乱の世。

二つに割れた天皇家が、ようやく一つになる日。

長く続いた悪夢が終わるのかもしれない――そんな期待と、一抹の不安がない交ぜになった視線が、行列の先へと注がれていた。


「……来たぞ!」


誰かの声が上がる。

人々の視線が一斉に南へと向いた。

土御門大路を進んでくるのは、寂寥感を漂わせた一団。

先頭には、輿に乗ったお方。南の帝、後亀山院であらせられる。


「おお……」

「南の帝が……」


人々の間から、どよめきとも嘆息ともつかぬ声が漏れる。

勝者と敗者。その厳然たる事実が、目の前の光景に凝縮されていた。


やがて行列は、今日の儀式の場となる邸へと吸い込まれていく。

内部では、北朝の後小松天皇が、将軍・足利義満をはじめとする幕府の重臣、そして北朝方の公卿たちと共に、静かにその到着を待っていた。


厳粛な空気が場を支配する。

誰もが息を潜め、歴史が動く瞬間を見守っていた。


後亀山院が、静かに後小松天皇の前に進み出る。

歳の頃は四十ほどであろうか。その表情には、深い諦観の色が浮かんでいた。

対する後小松天皇はまだ十六歳。若々しい顔には緊張が走り、隣に座す義満の存在を強く意識しているのが窺えた。


儀式は淡々と進む。

そして、ついにその時が来た。

侍従の手によって運ばれてきた三つの箱。

八咫鏡、八尺瓊勾玉、草薙剣――皇位の証たる、三種の神器。


後亀山院が、震える手でそれを後小松天皇へと差し出す。

歴史が、動いた。

六十年の分裂が、今、終わったのだ。


「……終わった」

誰かが、かすれた声で呟いた。

それは、この場にいる多くの者たちの偽らざる心境だったろう。

安堵の溜息が、あちこちから聞こえてきた。


---


「うおおおおお!歴史的瞬間じゃん!!」

「南北朝、ついに終わったか…長かった…」

「つーか、神器って本当にあったんだな…(ゴクリ」

「後亀山さん、(´;ω;`)ブワッ」

「これで平和になるんやな…?」


---


居並ぶ人々の安堵と興奮をよそに、上座で儀式を見守る男がいた。

室町幕府、第三代将軍、足利義満。

三十五歳にして、この国の頂点に立つ男。


その表情は、能面のように静かだ。

しかし、その双眸は、目の前で繰り広げられる歴史的な光景を、冷静に、そして鋭く捉えていた。


(……終わったか)


内心で、義満は呟く。

父・義詮が早世し、幼くして将軍職を継いだあの日から、常に戦いの中に身を置いてきた。

敵は南朝だけではない。幕府内部の有力守護、旧来の権威にしがみつく者たち――数多の政敵と渡り合い、時に非情な手段も厭わず、ようやくここまで漕ぎ着けた。


(これで、日の本に二人の帝は存在せぬ。天皇家は一つとなり、その正統なる帝を、このわしが支える)


形の上では、そうなっている。

神器はこちらの手にある。

後小松帝も、わしがいなければこの地位にはいられなかっただろう。


(だが……)


義満の視線が、ちらりと隣の後小松天皇へ、そして居並ぶ公家たちへと流れる。


(これで満足していては、足利の世は盤石とならぬ)


天皇という存在。

それは、この国の形を長らく規定してきた、古くからの権威。

たとえ実権がなくとも、その存在自体が持つ意味は大きい。

武家の棟梁たる将軍が、その臣下であるという構造。

いつまでもそれに甘んじていて良いはずがない。


(力だけでは人は従わぬ。富だけでも足りぬ。必要なのは、誰もがひれ伏し、疑うことすらできぬ『権威』だ)


義満の思考は、すでに次の段階へと飛んでいた。

国内を完全に掌握した今、目を向けるべきはどこか。

富はどこから来るのか。

新たな権威の源泉は?


視線の先には、まだ誰も見ていない地平が広がっている。

海の向こうにある巨大な帝国。

そして、この国の文化そのものを、自らの手で作り変えるという途方もない野望。


ふと、義満の視線が、列席者の中にいる一人の男を捉えた。

斯波義将。足利一門の長老格であり、幕府の宿老。

苦虫を噛み潰したような顔で、こちらを窺っている。


(……旧き者たちの時代は終わる)


義満は心の中で、冷ややかに呟いた。


---


「義満様、かっけええええ!」

「この若さで南北朝統一とか、チートすぎんか?」

「でも目が笑ってない…絶対なんか企んでる顔してるw」

「隣の後小松天皇、めっちゃビビってそう…」

「斯波さん、死亡フラグ立ってません…?」


---


儀式は滞りなく終わった。

人々は安堵の表情を浮かべ、それぞれの持ち場へと戻っていく。

京の都には、久しぶりの平穏な空気が流れていた。


だが、それは嵐の前の静けさに過ぎないのかもしれない。

花の御所の主が見据える未来は、まだ誰も想像だにしない波乱を呼ぶことになる。

「日本国王」と呼ばれた男の、本当の物語は、ここから始まるのだ。

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