第3話 「悪い妖精」

本部からの緊急出動の命を受けて、リアムたちはストックホルムに大勢現れたというゴブリンたちに対処するべく大急ぎで準備を済ませている。

リアムはサンドイッチを口いっぱいに頬張るとモグモグ噛みながら入口の横にあるロッカーから木製の短刀を取り出しその腰に携える、その短刀には耳かけイヤホンと同じ特徴的な刻印が施されていた。


「リアムさんっ!一応閃光玉も持っていきましょう!ゴブリンの目は強い光に弱いですから!」


ゴブリンはこの作品内では洞窟や日当たりの悪い森などの暗い場所で暮らす、緑色の体色の小柄で性悪らしい妖精たちと定義する。

ゴブリンは暗い場所で暮らしてきたその歴史から夜目が利くが、その反面強い光をとても苦手とする、そのため外に出る時はサングラスが欠かせず、ゴブリンはサングラスが似合うファッションを好むらしく結構お洒落さんが多い、性格は悪いらしいが。


「ルドルフ!倉庫から何個か取ってきてくれないかな?」

「あいよぉ〜!あんまり多いとかさばるし3個でいいよな?」

「いえ、6個でお願いします」


美里がキーボードをカタカタ叩きながらルドルフに閃光玉以外にも倉庫から取ってきて欲しい装備をいくつか述べる、それにルドルフは分からないと言った様子で美里に質問を投げかけた。


「なんでだよぉ?リアムのベルトにはさすが6個もストック出来ねぇぞぉ?設計的に3個が限界だし」

「貴方の分ですよ、ルドルフさん」

「俺ぇ!?」


ルドルフは心の底からの驚嘆の声を上げる。


「そうですよ、まさかリアムさんだけにゴブリンたちの相手をさせる気ですか?」

「いやいや俺は戦えねぇよぉ!?「ソリ引き」だぞ俺ぇ!?ていうか戦いとか怖ぇってぇー!」


「それはなんのための角なんですか?」

「これは可愛いおんなのこたちへのアピールにしか使わないんだぁ!」


「でも貴方1年のほとんど神界に帰らないじゃないですか、なら角を生やしてても宝の持ち腐れでしょう。それに今は四の五の言ってられません、ゴブリンたちは厄介な相手なんですから1人でも多くの手が必要なんです」


美里はルドルフの屈強な筋肉の存在感が凄い太い脚を見つめた。


「それにトナカイの脚も、文字通り蹴散らしてください」

「えぇ...?」


ルドルフはいやいやと首を横に振っている、しかしリアムやスヴェンに助力を請われると乗り気ではないが渋々共に戦うことを承諾してくれた。


「頼むルドルフ!リアムを手助けしてやってくれ!それに他の拠点からもNINTAが来てくれるからよ、なっ?」

「お願いルドルフ、君の力を貸してくれないか?」


リアムがルドルフに右手を差し出す。


「...あぁもう仕方ねぇなぁ!」


それをルドルフは利き手で握りしめ信頼の握手をした。


「言っとくけどよぉ、俺は戦いに関しては下手っぴだからなぁ?マズい時はお前に任せるぜぇ?」

「うんっ!大丈夫、ルドルフもこの街も守って見せるよっ!」

「信じてんぜぇー?」


そしてルドルフは倉庫の中で一人動きやすいようにズボンを脱ぎ、長めの腰巻きを身につけ上に着ていたパーカーのフードを被る、すると頭の角が霧のように四散しそれはフードの中に吸い込まれるようにして消えていった。

倉庫の中から出てきたルドルフはパーカーのポケットに閃光玉や小型妖精捕獲用の小型ネット射出銃を詰め込んでいた。


「よし、角はバレるかもだから隠しとけばいいだぁろ?」

「うん、その方がいいだろうけどさ、ポケットに詰め込みすぎじゃない?大丈夫?」


「安心しろぉ、これは魔法の糸を編み込んで作った特性の服だぁ、どれだけ激しく動いても中身がこぼれ落ちないようになってる」

「すごっ、スマホとか落ちないの?」


「落ちない」

「ほんと凄いねぇ〜。それと下寒くないの?」


「俺はお前たち人間と違って毛皮があるからな、全く寒くねぇよぉ。それとこっちの方が脚を動かしやすい、それに蹴りやすくもあるか...なっ!」


ルドルフがさっと翻し後方に向かって回し蹴りを披露する、ルドルフが自身はあまり強くはないとは言っていた裏腹に、食らったら結構痛そうな印象をリアムは受けていた。


「なんだよー結構強そうじゃん」

「俺は戦いなんかよりも可愛いおんなのことデートしたり、お前らとゲームとかしてる方が気楽で好きなんだよぉ、訓練とか全く受けたこともしたこともねぇ」


そしてそんな会話に混ざるように美里が充電済みの耳かけイヤホンを2つ持って2人の元に歩いてくる。


「はいはい、その脚はゴブリンたちに向けてください。それとこれ、耳に付けてくださいね」

「はいよぉ...気が乗らねぇなぁ...」


「大丈夫ですよルドルフさん、リアムだけでなく私が貴方たち2人をサポートいたしますので、怖くなんてないですよ」

「うんうん、僕たちなら出来るさ」


「そうかぁ?なら...ちょっと安心だぁな」


そしてリアムとルドルフの2人は耳かけイヤホンをそれぞれ装着する。

イヤホン、リアムの短刀、2人の閃光玉...全てに例外なく刻印されているそれは、それぞれのNINTA拠点がデザインしている識別マークであり、忍術を扱うために欠かせないものだ。


NINTAは祖先の代から忍術を使用する際、無機物の道具、他のNINTAなどには刻印を施すことで道具は「忍具」として、他者には自身の忍術を使用することが出来る。

また、忍術はNINTA自身の生命力いのちを削ることで発現させることが出来て、そして個人によって使用出来る忍術や得意な忍術に違いがあり色とりどりだ。


そして忍術の発動は印を結ぶ、設定した発動条件が満たされる、詠唱するなど忍術や道具によって様々だ、しかし...


「そういえばリアム、お前任務で忍術使ってたよな?体力は大丈夫なんかぁ?」

「ん...?大丈夫だよ」

「そうなのかぁ?前々から思ってたけどお前って変なやつだよなぁ。印とか結ばなくても忍術使えっし、いくら忍術使っても息切れしないくらい素で体力バカだしよぉ」

「ちょっとぉ!?バカは余計だってば!」


ルドルフの言う通り、リアムは印や詠唱を挟むことなく素で忍術を使える極めて珍しい性質を持っていた、さらにさほど筋肉質な体型や運動が好きな方でもなく、素でプロの陸上選手に並べる程の体力も持っている。


「なんでお前みたいなただの人間がそんなに体力あんだよ?実は俺みたいに獣人とのハーフなのか?」

「えぇ?そんなの僕にも分からないよ。生まれつきで血の繋がった方の両親も僕がほぼ赤ちゃんの時に死んじゃって、爺ちゃんと婆ちゃんもNINTAと関係ない一般人だもん」


「えぇー?それで一般人なのかぁ?」


リアムとルドルフは長年の友人関係の様な気の置かない接し方をしているが、実はルドルフとリアムたちは知り合ってまだ1年程の間柄だった。

そして人間と精霊という生まれ世界も価値観も常識も違う他種族にもかかわらず、特に支障なく接していけているのは、ルドルフの多くを考えない性格と親しみやすい人柄が理由の一つだからだ。


「はいはい2人とも!お喋りはそこまでです!準備は出来てますね?」

「うんっ!」

「出来てんぜぇ〜」


そして美里は見てくれが明らかに質の良い椅子に腰を落としパソコンに向き合うと、NINTAサポートシステムで大勢のゴブリンのオーラが検知された場所への一般人に見つかりにくい最短ルートを割り出していく。


「よし...まず○○ストリートを通って◇◇団地に向かってください。本部から送られてきた情報によると、ここでも約18分前にゴブリンのオーラ反応が検出されていて、さらに私たちの拠点に1番近いです、ですからそこで隠れているゴブリンたちを捜索してください」

「あいよぉ、隠れてるゴブリンたちを探せばいいんだなぁ」


「でも気をつけてくださいねお二人とも、まだ明るい時間帯ですし、それに団地ですから一般市民も当然多く居ます。装備のおかげで一般人からは普通の服装の普通の人間にしか見えないとしても油断は禁物です、だって相手はゴブリンですから、卑劣な手を使ってくる可能性があります」

「大丈夫、十分警戒するし、悪いゴブリンたちもやっつけるよ」


リアムがそういうと美里は安心して見送る笑顔を見せて。


「はい、お早いお帰りを待っていますよ。面倒事が終わったらお二人ともゲームに付き合ってください」

「うんっ!美里さんも父さんも待っててよ!」

「それじゃあ行ってくるぜぇ〜。あ、サンドイッチにサランラップかけといてくれぇ」


そういうと2人は扉を開け屋上に向かい、それを美里とスヴェンは手を振り見送る。


「あぁ〜あいつら大丈夫かぁ...?」

「何をそんなに心配しているんですかスヴェンさん?」


「あぁ...それがだな、嫌な予感がするんだよ」

「嫌な予感?」


「そうだなぁ、なんというか...リアムを迎え入れた日と同じような予感がするんじゃあ...」

「...どういう意味ですか、それ」


「まぁ...多分気のせいじゃ!」

「...そうですか」


そしてスヴェンが「リアムを迎え入れた日」のことを一人思い出している中で、リアムとルドルフの2人は屋上に着き耳にかけたイヤホンの電源を付ける。


「なぁリアム、俺はどうすればいいんだぁよ?お前は忍者の子孫だからわけわかんねぇ身体能力でピョンピョン跳ぶけどよぉ、俺は魔法使っても良いのかぁ?」

「あんまり目立つようなことしなきゃ大丈夫だよ」


「そうかぁ。じゃあ...風よぉ!」


ルドルフが脚に力を込め、風に呼びかけると風が巻き上げルドルフの身体を軽快な風が包み込み、パーカーの紐はゆらゆらと揺れて、ルドルフは自信ありげな表情をリアムに見せながらその尻尾を楽しげに揺らしていた。


「へへっ♪リアム〜、そういやお前に俺が魔法使うところあんまり見せたことなかったなぁ」

「わぁ!凄い!」


「どうだぁ?忍術よりすげぇだろぉ〜♪」

「むっ...言ったなぁ〜?なら◇◇団地まで見つからずに早く行けるか勝負でもする?」


「いいぜぇ、ちょっと面白そうじゃん」

「あははっ♪それじゃあ...よーい?」


「どんっ!」

「どんだぁ!」


リアムとルドルフの2人が我先にと建物の屋上をピョンピョン飛び渡っていく、その楽しげな音声に美里は2人の様子を裏からサポートしつつも少し呆れたようなため息を吐いていた。


「はぁ...まぁ声は一応抑えてるみたいだからいいですけどねぇ...」


◇ ◇ ◇


そして◇◇通りに着いたリアムとルドルフ、2人はそれぞれ2手に分かれゴブリンの気配を探っていく、ちなみにリアムが先に到着しルドルフはブーブーと少しだけ拗ねたようにしていた。

そしてゴブリンや、他の妖精や精霊などの神界から人間界に不法入界ふほうにゅうかいしてきた者たちはその多くが魔術や魔道具で「人間に偽装」している。


故に魔法を使わない人間の一般人から発せられるはずのない「魔力や神秘的な気配」を探せば人間のフリをしている人外たちを見つけることが出来るのだ。

そして合法的に入界している者たちは衣服に目に見える場所に合法的に入界してきたことを示す魔法のワッペンを貼り、またパスポートも持っている。


そしてリアムが不審感を抱かれないように自然に散歩を装いながら、かつ気配をゴブリンたちに悟られないよう自身の気配を一般人に装いながら探して歩いていると、とある8階建てアパートに向かう道に向かって何やら違和感を感じる。

それは痕跡を隠すように薄く巧妙に隠された残留魔力や魔力痕、一般人は気づくことさえ出来ず、妖精などの人外の不法移民を取り締まる「妖精外事課がいじか」でも難しいだろう。


しかしリアムは「忍者」だ、それも子供たちを護るNINTAである、気配を隠す隠密のプロに対してはその努力も虚しいものとなってしまった、リアムはまだNINTAになって1ヶ月といってもプロフェッショナルであることには変わらない。

リアムは他者から見つからないように装備の認識阻害のレベルを上げると、気になる痕跡を追って六階のとある部屋にたどり着く、玄関から何やら音が聞こえるが遠くてよく聞こえない。


なのでリアムはそのまま通路の外へと身を乗り出すとアパート外壁を素早く壁走りして、目的の部屋のバルコニーの横の壁に、ぴったりとまるで蜘蛛のように張り付いていた。

そして耳を澄ますと4人の人物の声が聞こえてきた、笑う3人と何やら泣いている「女の子」らしき1人の声、リアムは直感的にここに件のゴブリンの内3人が居ることを理解した。


「ここだっ...!どうしよう、僕には窓は開けられないし、かといって玄関から行こうとしても警戒されるしピッキングも僕には出来ない...」


リアムが思考を整えていると、幸か不幸かゴブリンの一人が何やら悪巧みをしだして。


「なぁなぁ姉貴!こんな小さくてダサいぬいぐるみバルコニーから外に投げ捨てちまうべ!」

「ボッポ!あんたは本当に酷いこと考えるねぇ〜!さすがだよ!」


「ボッポ兄ちゃん!オイラに投げさせて!お願いお願いお願い!」

「だーめだピッポ、お前はそいつの邪魔しとくべ」


リアムはゴブリンたちのその発言を聞いて心底自分の耳を疑っていた、だが非礼を怒られてしまいそれが現実であるということを受け入れ、ゴブリンに対して心底からの軽蔑の感情がその胸の内でスクスクと育っていっていた。


「はぁ...!?あいつら...!マジで言ってる!?」


リアムが口をあんぐりさせていると、姉貴と呼ばれたゴブリンが、ボッポと呼ばれたぬいぐるみを持っていたゴブリンにしては大柄な体格のゴブリンから、白くて可愛らしい子猫のぬいぐるみを受け取り窓に向かう。


「...っ!チャンスだ!窓が空いた瞬間「硬めた」雪玉を投げつけてやるっ...!」


そして女の子は可哀想なくらいに酷く泣きじゃくり、大切なぬいぐるみを取り返そうと必死になる、しかし1番小さく幼い顔つきのゴブリンに立ち塞がられ、立ち向かおうとすれば強い力で突き押されてしまっていた。


「やめてぇー!!なんでぇ...!グスッ...なんでこんな酷いことするのー!?私のキティちゃん返してよ!やだやだ!せっかく守ってもらったのに!キティちゃーん!」

「うぅ〜っわw面白ぇ顔っ♪なんであたしらがあんたにこんなことするのか教えて欲しい?なら教えてあげるっ♪」


そしてリアムはゴブリンたちに対しての怒りを奇襲への力に変換しながら、その時を今か今かと待っていた。


「あたしらゴブリンはね、こういう意地悪やいじめが大好きなの!昔からそうだったのさ!」


「そうだべ!オラたちは誰かを虐めるのが楽しくて大好きなんだべぇー!」


「ボッポ兄ちゃんとブー姉ちゃんの言う通り!お前みたいな虐めがいのある奴は格好の的ってこと!」


ブー、ボッポ、ピッポと判明したゴブリン三姉弟していは、限界が近づきもっと泣いてしまった女の子を囲んでギャハハハ嘲笑う、その不快な笑い声に堪忍袋の緒が切れそうになっていたが、リアムはふと女の子の泣き声になんだか聞き覚えがあるような気がしだした。


「あれ...あの子...」

「それでよぉ、俺たち妖精は人間界で目立つと面倒だから基本「代わりを見つけてそいつにやらせる」んだべ」

「...ん?」


その言葉を聞いた瞬間、リアムの頭の中は急速に合点が行き始めていく。


「そうそう、あんたの周りにはちょうどいいのがいっぱいいて楽しかったよっw」

「あいつら面白いくらい心を悪に染めやすかったべーw」

「ブー姉ちゃん!早く投げちまおうよ!」


公園であの時女の子を虐めていたあの男の子たち、やたらと虐め方が陰湿で嫌らしいとリアムは思ってはいたが、男の子たちがそんなことをしてしまったその原因がたった今発覚し、リアムの頭の中はたった一つの「それ」に白地のシャツにインクを零したかのように染まっていった。


「そうだね、そろそろおいとまするか。それじゃあ間抜けなおバカさんっ♪キティちゃんにさよならしなw」

「っ!?やだー!返して!」


ボッポとピッポが女の子に立ち塞がっている後ろで、わざと見えるように開けられた2人の隙間からブーが今にも窓を開けようとしているのが見える、女の子は必死に前に進もうとするも2人に力で負けてしまいそれは叶わず悲痛な叫びを上げる。

そして外にバレないよう女の子はボッポに口を塞がれ、とっても大事な「もういないお父さん」に買ってもらった大切なぬいぐるみを今にもバルコニーの外に無惨にも投げ捨てられそうになっているのを無力にも見ることしか出来ない。


「ほんと、人間ってのはあたしらとウザイくらいに似てる生き物だねぇ...w」


そしてブーが窓を開けて、弟たちに見せないようほんの一瞬だけ虚ろな目をしながらぬいぐるみを投げ捨てようとした刹那。

突如リアムが現れバルコニーの塀を蹴り、そのままの勢いでリアムがブーの顔面に一切の躊躇も手加減もなく強烈な飛び蹴りを食らわせた。


「お前らのせいかぁぁぁぁぁー!!」


ぬいぐるみを手放し、部屋の壁にそのまま叩きつけられるように激突するブー、頭がガクンッと力が抜けたように落ち鼻から青い液体を「血」の様にポタポタ垂らしていく、彼女は完全に気絶してしまっていた。


「なんだべぇぇぇー!?」

「うわぁぁー!?姉ちゃーん!?」


弟2人はぐったりしている姉に慌てて駆け寄る、そして何が起きたのか分かっていない様子で突如現れた「赤い服に身を包んだその男の顔」を見少女は見上げる、その姿を見るのは初めてではあったが、その声や優しさは確かに記憶に強く焼き付けていたものと何一つ変わっていなかった。


「...フンッ!」



to be continued




「後書き」

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