登場人物

【ロッカ】 本作のヒロイン

※旧姓:ロッカ・エルムリー

※公的な名前:レディ・ ロッカ・デ・グラヴェイン

・女性。肩まで伸ばした赤毛に琥珀色の目。

 楚々とした、ナチュラルな美しさがある。

 背が高くスレンダーに見えるが、バストはFカップ相当。

・明るく快活、気さくで優しい。

 世話好き、働き者。ややお人好しで巻き込まれ体質。

・貧しい貴族の出で、修道院で教育を受けた。

 敬虔で、知的好奇心から魔術を学ぶ。

・自然と動物が大好きで、よく森に行く。

 薬草や治癒の魔術に長ける。

【名前の由来】イタリア語で「岩、城、砦」の意。修道院がイタリア系修道士の設立だったため、そこの慣習で名づけられた。


【アグラヴェイン卿】

・漆黒の髪に灰色の目。険しい顔立ちの偉丈夫で、やや老け顔。

 マントも鎧も全て黒一色。

・寡黙、無骨、質実剛健、贅沢を好まず、屋敷も小さく、使用人も少ない。

・優れた騎士。策謀に秀で、実務能力も高い。

 文官の最高責任者で、アーサー王からの信頼も厚い。

 忠誠心も強く、典型的なワーカホリック。

・冷徹で、罪人は容赦なく罰する。

 その一方で、身内や使用人には不器用な優しさを見せる。

・ロッカとの結婚生活を通し、“愛”に目覚め、庇護欲と独占的な感情を抱く。



【アーサー王】

・男性。金髪に緑色の目。若々しく美しい青年の見た目をしている。

 これはエクスカリバーの加護で老化が止まった為。

・明るく気さくで、自分の臣下は家族や友人のように扱う。

・マーリンの導きにより、王となる。アヴァロンに伝わる数多くの秘宝を手に入れ、湖の乙女から聖剣“エクスカリバー”を授かった。

・不充分だった街のインフラを整え、壮麗な王都を築き上げた。

 人柄も相まって、民衆からの支持も厚く、愛される王。

 新しいものに寛容で、冒険とお祭りが好き。愛妻家。


【ギネヴィア王妃】

・女性。暗めブロンドの髪は腰に届くほど長く、目は榛色。頬にうっすらとそばかすがある。妖精の血を引く美女。宮廷の花。バストはDカップ。

・天真爛漫で明るく、無邪気だが妖精特有の淫蕩さがあるものの、アーサー王を愛している。無類の動物好きで、猫とコーギーを飼っている。猫は茶色の縞模様で、名前は“キキ”。コーギーの名前は“ランディ”

・記憶力・洞察力に優れ、アーサー王からも頼りにされる。


【マーリン】

・男性。銀色の長いふわふわした髪。紫色の目。

 人間離れした美貌。白のローブを着ている。

・強大な魔術と千里眼、夢への侵入。長命種族ゆえに洞察力や策略に長ける。

・アーサー王の臣下であり親友。

・ペット:白い梟



【ガウェイン卿】

・妖妃モルガンとロト王の長男。

・男性。金髪に薄い青の目。凛々しく非常にハンサム。深緑色の腰帯とマント。

・家族思いで、愛情深く、弟たちを大事にしている。

 アグラヴェイン卿の異父兄であり、数少ない理解者。

 愛妻家としても宮廷内で有名。妻のラグネル夫人とはおしどり夫婦。

・礼節の権化。柔らかな物腰と洗練された動作で振る舞う。


【ラグネル夫人】

・ガウェイン卿の妻。ブルネットの髪と緑色の目。涼やかな美貌の持ち主。

・修道院出身で、占星術が得意。よく当たると宮廷でも評判。


【ガヘリス卿】

・ガウェイン卿の弟。次男。金髪碧眼。

・美男子で礼儀正しいが、やや女好き。

・右腕が左腕より長いのを気にしている。


【ガレス卿】

・ガウェイン卿の弟で三男。金髪碧眼

・ガヘリス卿と二卵性の双子。

・礼儀正しく明るい性格。気が利き、手先が器用。宮廷の厨房係として活躍し、お菓子作りが得意。


【モードレッド卿】

・四男。14歳少年。緑の目に金髪を束ねている。

・アーサー王によく似た顔立ち。

・アーサー王とモルガンの血から生まれたホムンクルスだが、兄たちから可愛がられている。



【ガラハッド卿】

・黒い髪に青い目。14歳 。

・控え目な性格。

・モードレッド卿とは同期。


【ランスロット卿】

・男性。青みがかった黒髪に、深い青の目。

・“湖の乙女”から授かった紫のマントと、名剣“アロンダイト”を携えている。

・眉目秀麗なプレイボーイ。本人も“来るもの拒まず”の姿勢で愛を与える。よく乙女と睦み合っている姿はしばしば目撃され、美談となっている。 剣と槍に優れ、女性にモテることも相まり、若き騎士の憧れ。


【トリスタン卿】

・ピクト人の男性。やや中性的で、端正な顔。

 長く暗い赤毛を三つ編みにして一つにまとめている。

 盲目で、目は蒼白く濁っている。白いマントに真珠のブローチ。

・物腰は柔らかく、誰に対しても丁寧語で話す。

・竪琴と詩歌、弓と狩りの名手。視力を失ってもそれは衰えることなく、寧ろ磨かれた。優れた嗅覚と聴覚、老成した洞察力を持つ。


【ベディヴィエ ール卿】

・薄い金髪に緑の目を持つ男性。物腰が柔らかく、常に丁寧語。

・宮廷の執事役で、優秀な文官。料理も得意。

 ガレス卿と共に厨房に立つ。アグラヴェイン卿からの信頼も厚い。

・線の細い見た目とは裏腹に凄まじい膂力を持つ。

 アーサー王やケイ卿と共に巨人や魔獣を退治をしていた剣の名手。


【ケイ卿】

・男性。金髪に青の目。

・アーサー王の義理の兄(乳母子)。

・容姿端麗だが皮肉屋で口が悪い。

・剣の名手で、文官としても優れる。アーサー王が戴冠する前から彼の事を支えていた。


【ロビン・フッド】

・鳶色の髪に、緑色の目。常に深緑のフードを被っている。非常にハンサムでモテる。

・美しい妖精リャナンシーと人間の父の間に生まれ、父を亡くす。その後、妖精王オベロンにいわれ、養育された。

・“ロビン・グットフェロー”や“パックとも呼ばれる。

・気まぐれで、オベロンのいたずらに加担したり、義賊になったりしている。

・娼館にもよく入り浸っており、非常にモテる。 ロッカとひと夏だけの関係を持った。

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