編集済
To the Spring 1への応援コメント
実はこっちを読みに来たんですけど、代表作読んでないやーと、朝は違うのを読んでました。
何か不思議なことが始まる予感のような導入がいいですねぇ。
ちょっとだけ気になったのが、冒頭の家の来歴のあたりでして
>義兄の親の事情もあって
ここはその前に姉が出てるので「姉の義親」で良いのでは?
人が一気に出てきて一瞬混乱しちゃったのです。
作者からの返信
コメントありがとうございます! 一日に二作も恐縮です ^^。さらさら読み流せるショートショートと言うわけでもないのに、何やら申し訳ない。
>何か不思議なことが始まる予感のような導入がいいですねぇ。
書いた本人としてはいささか直球過ぎやせんかと思ってたんですが 笑、書き出した時点ではキレッキレの掌編にするつもりだったんで、あまり吟味せずにこういう書き方に。まあこの文字数に膨らむとわかっていても、結局このイントロは動かなかったと思いますけれどもね。
>「姉の義親」で良いのでは?
ああ、言われてみれば。こういう呼称が連続すると、えてしてそこだけ目詰まりを起こしがちですよね。ちょっと考えてみます。ご指摘ありがとうございますです。
To the Spring 3への応援コメント
家の中で聞こえた異音の原因探し、というところから始まった物語が、こんなふうに着地するとは思いもよりませんでした。語られるL氏の来歴から、少し浮世離れした感はあるけれど自由気ままに生きてきて、それなりに満足に暮らしているのだろうと思って読んでいましたが、そうでもないことに自身で気がつく女性との会話と、そこからラストに至るまでのL氏の内面の描写が、とてもよかったです。立ち話の男女や姉の言葉、ピアノのメンテナンス、L氏と家族の関係など、さりげなく配置された伏線が回収されていくところは快感でした。少し間が空いてしまったので軽く読み直しました。おもしろかったです。「春に寄す」というタイトルは、曲の名前だったのですね。調べてしまいました(笑)。
作者からの返信
コメント並びにレビュー、さらに再読までありがとうございます!
紹介欄に書いた通り、本作は私自身の実にバカバカしい体験から着想……というか、そのまんま流用したもので、全然ジョークにもならないネタにごてごてと衣をたっぷりつけて、うまいことつじつま合わせできるところを繕いつつ、書き上げたものです。ここまで衣がつくと、元々の出発点は「思いもよらないストーリーの出発点」としてほめていただけるのだなと 笑、苦笑いしているところです。
書き始めてから存外時間がかかり、スパートをかけ始めてもさらに一休み、二休みしていたので、あ、ここがつながるじゃないかと伏線ですらなかったところが伏線化していったのは、スローペースで行ったり来たりしながら盆栽のように w 文章に手を入れまくったことの、まあ結果オーライのたまものですね。毎回これぐらいぐずりながら書けば、それなりの丁寧な仕上がりになるものなのか。でも、ぐずついた果てにダメダメになったこともよくあるしなあ。
グリーグの曲は、近年だと「春に」と表記することも増えていて、本来的な訳だとそうなのでしょうが、私自身は美文調の大仰な「春に寄す」の方が好みで、そのまんまのタイトルにいたしました。生のピアノで演奏者の隣で聴くような位置だと、雅やかな響きに包まれて結構素敵な気持ちになれる曲なんですが、演奏動画等の録音ではそこまでの気分は出ないかも。もしチェックいただけたのなら、そこらへんを補正しつつ想像していただければ幸いであります。
作者の実感よりも数段立派に聞こえるコメントに恐縮しつつ、お読みいただいたことに深く感謝いたします。
To the Spring 3への応援コメント
音楽を物語の中心に置くのは難しいですよね。
私も何度かチャレンジしかけましたが、
全部途中で断念しました。
音を表現する際の空気感みたいなものが
とてもすんなりと伝わってきて
すごいなぁ〜と感じました。
最終話の展開もとても良かったです!
作者からの返信
コメント並びにレビュー、ありがとうございます!
過分なお言葉恐縮です。
正直、私の音や音楽に関する語彙・表現などは、過去に読んだ雑誌記事やら音楽入門書やらのそれを右から左に流しているだけで、十分に吟味した日本語とはとても言えません。反面、すごいことを書いているという気負いも何もないので w、割とスムーズに読んでもらえる言葉にはなってるかもです。とは言え、作者の頭にある音のイメージと、みなさまが受け止められた音の印象との間には、とんでもない開きがあるような気がして仕方がないのですが……。
地味で退屈な初老の男のぼやき節みたいな話のつもりだったのですが、終盤で色々とご都合主義的につじつまが合ってしまい、存外"ええ話"に仕上がってしまいました。むしろ、ええ話にし過ぎたかも、などとこの頃では思いつつあるのですが 笑、お楽しみいただけたのでしたら幸いです。丁寧にお読みいただいたことに感謝です。
To the Spring 3への応援コメント
こんにちは、描写や文体がとても気持ちよく、春のように程よく柔らかくてリズミカルで、一気に3話分、読ませて頂きました。L氏の親御さんの思いが、最後につなが離、そしてL氏の登場、実はM市のハイアマチュア音楽家界隈では、待ち焦がれられていたかも、
上のゆかり様のコメント、
>希望に感じたのは、同じ方向を向ける仲間に出会えるかもってところです。
>それも、ベッタリ同じ方向を向く仲間ではなくて、生活の一部分で少しの時間を
>共有できるような。
や、湾多様のレスポンスの
>あとはどれだけ健康が維持できるか、という問題だと思いますんで……
>お互い、元気で長生きしましょうということで
など、応援コメントからも元気を頂きました。
まさに英語の諺
“It’s never too late to learn.”
ですね!
前を向いていこうと思わせて頂きました。宝石のような作品を、有難うございます!
作者からの返信
コメント並びにレビュー、ありがとうございます!
実に過分なお言葉を頂戴しまして、恐縮この上ありません……。おそらくはみなさま、季節的なバイオリズムの上昇をそのまま読書体験に持ち込まれて、めいめいの感受性を高められた結果のこのコメントと受け止めておりますが w、拙作がいささかでもポジティブな人生の糧となりましたのでしたら、ひたすらに幸いであります。
今回始めました「音楽短編集」は、決して、というか、断じて「ええ話」集ではないので、本作のこの空気はちょっと作り過ぎたかなと言う気持ちもないではないのですけれど、音楽テーマの小説と言うと、とりわけこのカクヨムでは、若いもんの成功物語と言うか、やれ金賞だやれ日本一だと、学生が思い出作りに一発花火を上げて、みたいな話にどうしてもなりがちなんで(まあ私の過去作もまさにそういうノリの作品だったりするんですが……)、そういう風潮には今後もノーと言い続けようかと ^^ 思います。
たぶん、シニア世代って若いもんに煙たがられるぐらいでちょうどいいんじゃないでしょうか 笑。私も年齢的には折り返しを過ぎたな、と言う感じはするんですけど、反転して下り坂、という人生にはしたくないなと。無理はしないけれど、依然上り坂を行く道程でありたいと思います。正印様もぜひ。
編集済
To the Spring 3への応援コメント
素敵な作品で気持ちがふんわりしました。ありがとうございました。
この前の「モノワスレ、バンザイ」と何処となく同じ香りを感じたんですが、春の香り?……なのかなぁ。
アオハルではなくて、もっと落ち着いた経験値豊かな春っていうか。
(現実の春は黄砂やら花粉やらで散々ですけど)
ゆっくりと小さな何かが動き出す気配。
私の年代でも相応の希望が持てるお話で、やはり最後にもう一度、ありがとうございました(^^)
ここに、追加してお目にとまるかどうか……。不安ながら
「私の年代でも相応の希望が持てる」をもう少し詳しく書きますね。
相応の、っていうのは、この物語の主人公のような才がない私でもそれなりにって感じで。
希望に感じたのは、同じ方向を向ける仲間に出会えるかもってところです。
それも、ベッタリ同じ方向を向く仲間ではなくて、生活の一部分で少しの時間を共有できるような。
この年齢になってもまだ、そういった廻り合わせが無いとも限らないっていう希望です☺
作者からの返信
4/19追記
コメント並びにレビュー、ありがとうございます!
過分なお褒めの言葉、恐縮です。当初のイメージでは、ここまで「ええ話」路線にならないはずだったのですが……そこはやはり作者自身の願望も露骨に滲み出てしまったというところでしょうか 笑。
もっと早くに書き上げることも出来たんですけれど、この話をアップするならやはり春だろう、と思い、引き伸ばし続けておりました。時節とうまくマッチした形でお楽しみいただけたのなら何よりです。
>私の年代でも相応の希望が持てるお話で、
どの辺が、と詳しく伺いたいところですが、まあ何かの大会で日本一になるとか、すごいトッププロに認められたとか、その手の話には流れないよう意識しましたので、そういう、割と普通に起こりそうなハイアマチュアのレベル加減に注目してもらえたのかな?
とはいえ、この主人公の腕前はちょっと尋常ではないのですけどね w。これほどの人が埋もれてしまうことも、もしかしたらあるだろうか、ないだろうか、と自分の設定のリアリティにツッコミを入れつつ書きました。何にしろ、こういう文化活動は本来一生もののはずで、それぞれの年齢で輝く瞬間、かっこいい瞬間というものがあるはずですから、まあ機会がありましたら、そういうところを今後もすくい上げていきたいと思います。……次はブラック路線のスラップスティックあたりになりそうですが w
ストーリーをいちばんいい角度で読み取っていただけたような気がいたします。感謝です。
追記
ご説明承りました。まあそうですね。そういう同好の士ってのは、案外還暦過ぎた頃ぐらいのほうが見つかりやすいのかも。音楽分野だと、まだまだ新規に習得して腕を伸ばせる年齢ですし、あまり誰それより上手だ下手だって意識せずにのびのび音楽やれるメンタリティになってることが多いですからね(そこは個人差が激しいですが ^^)。
あとはどれだけ健康が維持できるか、という問題だと思いますんで……お互い、元気で長生きしましょうということで 笑。
To the Spring 3への応援コメント
面白かったです~。
曲の終わるのを待ち構えて、満を持してインターフォンを押したんだろうな。
シルバー青春小説ということだったので、どのように展開していくのか楽しみにしていましたが、なるほど、この年代での新しい仲間というのは素敵ですね。
走ってバイオリンを取りに戻る女性。
それまでの少し枯れたような印象から、レンチを探しに走るL氏。
北欧の冬はとても厳しくて、春の芽吹きの時期は喜びに溢れているのだと思いますが、ラストシーンに何より春を感じました。ロマンス的なものではなく、こう、まさに青春という感じ。
それぞれが趣味の延長のように音楽をやりながらも、この様子だとただの趣味とも言えないくらいの傾倒振りで、波長が合う限りは楽しくやれそう。
数年後に温度感が変わることもあるかもですが、そういうのもプロではない演奏家の面白いところかな。
音楽にM市とくると、松本かなぁ思ったけどどうだろう^^
作者からの返信
コメント、並びにレビュー、ありがとうございます!
私としては、見え見え過ぎるオチで面白くもなんともない、とかの感想が来ても当然と覚悟していたのですが、この年で趣味を通じて交友が広がるという展開は、思ったよりも刺さる読み手が多かったようで w、嬉しい誤算でした。意外と室内楽ってのは盲点だったのかな。だいたいみなさん、xxxxクラブとかxxx楽団なんかの規模にいっぺんに話を持っていきがちですからねー。
>ラストシーンに何より春を感じました。ロマンス的なものではなく、こう、まさに青春という感じ。
まさにそこがこの話のキモですからね。汲み取っていただけて嬉しい限りです。この人たちのその後はどうなるかわかりませんけれど、とにかくこの時の輝いてる瞬間を書き留めてみたかったという、狙いはそこでしたので。
もうおわかりでしょうが、後半の展開それ自体は、半分以上私の妄想そのものだったりします。室内楽、やってみたいんですけどねー、相手がまず見つかりませんしね。っていうか、ミスらず止まらず、テンポを維持して一つの楽章を弾き通すなんてことが、そもそも出来そうにないし。ないものねだりも甚だしいんですが、同じ程度に下手同士なら、互いに毒づきあいながらもなんとか楽しくできないかな、なんて、クラブ活動に憧れる引きこもり高校生みたいなことを考えてます 笑。
ちなみに、ちらっとフランクのヴァイオリンソナタが名前だけ出てきてますが、私はあんな難しいの弾けません。高校でしっかり伴奏者としてステージに上がったなんて、この主人公すごい w。あ、でも第一楽章だけなら何とかなるか?
この話書き上げた後で譜面チェックして、「こんなの高校生が弾けるのかっ?」と愕然としたということは、ここだけの秘密と言うことで。
>音楽にM市とくると、松本かなぁ思ったけどどうだろう^^
主人公がL氏だったんで、単純にМ市、N県と続けただけなんですけど、まあしかしこの内容に合ったところとなると、どうしても松本一択かなあ。あそこは音楽文化的にはいいですよねえ。まあ、市街地近くに住めたら、ですが。