エッセイというか日記

ゆれ

日商簿記2級を100点合格するまで

日商簿記2級を100点合格するまで








 この記事に興味をもっていただけたということは「簿記」資格の取得を目指している人が多いと思うので、取得まで行ったことや勉強法を紹介、2級を取得する前に3級を受けた方がいいか?などの疑問に私なりの考えを話していきたいと思います。








 まず、私は大学生時代に簿記3級を取得していました。しかし、簿記2級の受験時(3級取得の3~4年後)には記憶がすっぽり抜け落ちていて、仕訳すらわからない状況でした。とは言え、全くベースがないところからの受験とは異なるかなとは思っています。








【2級を取得する前に3級を受けた方がいいか?】ですが、個人的にはどちらでもいいかと思います。


 いや、待て答えになってない! となるのも当然かと存じます。




 結論から言うと、2級から勉強を始めても問題ないと思います。


 ただ、勉強をするにあたって一番重要なのはモチベーション維持だと私は考えているので、最初から2級に挑戦し「わかんね?」となってしまった場合どうしようもないです。




 例えば、


・就活の履歴書に載せたいから取得したいなど、明確なゴールや時間的な制約がある方は→2級から


・なんとなく資格の勉強をしたいなど、漠然とした目標で勉強する方(時間的制約がない方)は→3級から


としてもいいかと思います。




 実際、3級からゆっくり勉強するほうが勉強慣れしていない方でもとっつきやすいです。








①3級から勉強する方


 【スッキリわかる 日商簿記3級】テキストはこれ一冊で大丈夫です。


 テキストと問題集が一冊になっていて使いやすいです。




 勉強期間は1ヶ月程度。




 勉強法は、テキストでインプットした内容を付属の問題集でアウトプットする。これをひたすら繰り返す。簿記は反復練習が重要で方みたいなものを自分の中に落とし込めると、後は当てはめていくだけで解答できるようになっていきます。




 過去問も個人的には必要ないと思っています。このテキストの問題を8割くらい完璧に解けるようになれば、一度試験を受けてみましょう。おそらく、合格できると思います。








②2級から勉強する方


 簿記2級についてですが、3級とは異なり、商業簿記と工業簿記も二科目を勉強することになります(試験では一つの試験で商業簿記が60点、工業簿記が40点の配分で出題されます)。




 【スッキリわかる 日商簿記2級 商業簿記】


 【スッキリわかる 日商簿記2級 工業簿記】


 【合格するための本試験問題集 日商簿記 2級 [ネット試験・統一試験 完全対応](TAC出版) (よくわかる簿記シリーズ) 】


 テキストは上記三冊がオススメです。私はこの三冊で合格しました。




 学習を始めるにあたって、まず商業簿記から始めましょう。商業簿記は簿記の基本も同時に学べるため、よっぽどの理由がない場合は商業簿記からの学習を推奨します。次に工業簿記は原価計算などマニアックな論点が苦手にする方もいるかもしれません。




 勉強期間は商業簿記2ヶ月、工業簿記1ヶ月、過去問2週間の計3ヶ月半を目安としてください。


 ゆっくり理解しつつ、長すぎてダレなくてちょうどいいです。




 具体的な勉強法は商業・工業共に同じです。上記テキストは教科書と問題集が一体になっているため、教科書部をまずは読み込みインプットし、問題集でアウトプットする。最初は、新しいことを覚えていくと、今までに覚えた内容が抜けていくと思いますが、何度も反復して記憶を定着させましょう。


 問題集が8割くらい解けるようになれば、過去問に移りましょう。




 余談ですが、私はここで一度受験して2点足らず落ちました。そこから、過去問を2週間ほどやり込んで100点満点合格しました。


 この話から私が言いたいことは、過去問がいかに重要であるかということです!


 試験はパソコンで実施されるのですが、初見だと操作に手間取って思うようにパフォーマンスを発揮できない可能性があります。


 そこで、上記で紹介した過去問がカギとなっています。このシリーズの過去問には実際の試験とほぼ同様の試験環境が入ったソフト(アプリ)が入っています。テキストのほうは正直不要です。


 パソコンがない方は本番はパソコンで解答するということに注意し(具体的には計算スピードを速くし、入力時間を捻出するように意識する)、テキストで学習しましょう。


 パソコンがある方は、ひたすらソフトで過去問を回しましょう。


 いずれにせよ、過去問を反復することが重要です! テキストでのインプットは多少曖昧でも大丈夫です。


「過去問を解く→間違った箇所をテキストでインプット」この流れを反復し、本試験に向けた真のインプットを固めましょう。


 しつこいですが、これが一番重要です!




これで、あなたも満点合格です。


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