『おつかい』
こんな夢を見た。
今考えればなぜそんなことをしていたのかは分からないが、夢だからと片付けられるだろう。私は夢の中で、夢だと気がつけない人間である。
私はその夜、歩いて二十分もかかる学校への通り道を歩いていた。本当に良く考えれば分かることなのだが、夜にお使いに借り出されることも普通はないし、そもそも、歩いて五分もかからない場所に店があったからだ。
だというのに、そのときの私は買い物を頼まれた。ただそれ一身でマンションと学校の壁の間の細い道を歩いていた。ビクビクとしていたようにも思う。
ふと、背後からザリザリと砂を踏みしめる足音がすることに気がついた。
ビクついていた私は盛大に肩を震わせ勢いついて背後を振り返った。
そこにいたのは包丁らしきものを持った黒い人物。
気がついてすぐ逃げ出したがあちらも当然追いかけてきて、私に迫った。そして、凶刃がすぐ傍まで迫って私はそこで目が覚めた。
暫く通学路を通るのにビクついていたのは言うまでもない。
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