第14話 良心

 子供の頃、TVで人造人間キカイダーというのが

放送されていて

キカイダーの中に良心回路というのが組み込まれて

いて電子頭脳(当時AIとは言わなかった)で

善と悪を判断して悪と戦っていくヒーローものだった。


 アホなガキの私は両親回路だと最初思っていた。


ビジンダーに憧れ、毎回ドキドキしていた

記憶がある。


余談だが

原作、石ノ森章太郎先生のスタジオでも

よく怖い話があったらしい・・・


 先日、このハッピーに投稿すべく

亡くなった同級生たちの

思い出を書いてみたのだが、すぐに削除した。

もちろん後味の悪い話だ。

見方によっては、ざまぁ話に近いかも知れない。


不慮の事故とでも言うしかない最後だ。


『こんなの面白いと言っていいのか?

そこまでして評価もらいたいのか?

叩かれこそすれ、良いわけがない。

亡くなった人が気の毒ではないのか?』


私の良心回路と自己嫌悪回路が働いて

削除した。

ここがノンフィクションの大事なところ

削除したとは言え、一度は書いてみたのだから

先日の金縛り現象も

彼らの怒りだったのかもしれない・・・


  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る