@2。ギャンブルはほどほどに。
どうするんですか、ほんと。
「いや、続けますよ?
むしろどこまでお金借りられるのか、見たくもなってきた」
・・・まあ、ゲームですから。
「ゲームですから」
現在所持金、-33,400円。
これを所持金と言っていいものか・・・。
「借金やねw」
人生ゲーム並みに借金が軽いですね、このゲーム。
「いくぜ!! ここからとんとんにもって行くのが楽しいところ!
ドラマチックに決めてやるわよ!!」
リスナーの皆様には、是非この人の成れの果てを。
「左目赤い!! いけんじゃね!?」
+30,400円!
マイナスを残り3,000円のところまで戻しました!
「これこれ♪ これがたまんないのさ♪」
もはやプラス域に持っていくことを信じて疑いません。
こういう人種なのです。
「ここだぞ・・・」
ごくり。
「うおおおおおお!!
クリムゾン・ヘル・ジャッジ!!」
左目が赤いです!
しかし、舞い上がるコイン演出が弱いか・・・?
「だけど、ラストの暗転が赤い! いける!」
+10,300円
所持金、7,300円です!
プラス域です!
「ここで喜んではいけない。
スタートラインに再び立っただけ」
冷静です。
「ちょっと酒とってくるわ」
一旦クールダウンに離席です。
ぜったいホールでもやってます。
「ただいま。
ウーロンハイ持ってきた。
蒼碧さん、同接ありがとね。今日も暑かったけどどうだった?」
ぐび・・・っ。
「あ、先飲んじゃったw
いけないいけない。かんぱーい!」
ぐびっ・・・ぐびっ・・・。
「うまるす」
さあ、ガソリンぶち込んだところで・・・。
「デュエル!!」
両目が赤いです!
これは・・・
-4,200円。
所持金3,100円に減少。
「もうこの程度で取り乱さない。
金保留だって外す時もある。
むしろよく外す」
しかし、危険領域ですよ。
「ここで一発ドカンと欲しいわね」
茜崎さんが精神統一・・・。
「うおおおおお! バーニングソウル!
アブソリュート・パワーフォース!!」
-25,500円!!
所持金が-22,400円に転落!
また大負けです! この借金女!
「不名誉すぎる、借金女w」
茜崎さん。
いい加減にしてください。
このゲームはバニーガーデンなんですよ?
「そうわよ。
ある意味、一番楽しむやり方じゃん」
ああ言えばこう言う。
「大丈夫大丈夫。また勝てばいいんだから」
ヘラヘラしてます。
「さて、勝つまでやりますか」
止まらない、この人・・・。
「あおくび大根さん。
月影 流詩亜さん。
yasukeさん、来てくれてありがとうねー」
リスナー様もきっと首傾げてます。
だって、全然バニー出てこないもん。
「せめてプラス域で終わりたい」
はたしてここから逆転はあるのか。
世のためとしては、是非反面教師になっていただきたいところではあります。
「お願い!」
-20,500円。
所持金-42,900円。
そろそろプラス域に持っていくのも難しい領域です。
「ドンマイドンマイ。
万発だしゃええんでしょ? いけるいける」
なんて駄目なポジティブ思考。
「一条~~~~!
引き分けにしないか~~~!」
ダメです。
「そこをなんとか、ばら売りで!」
楽しそうですね。
「やりたくなっちゃったw
そして間髪入れず続行! 頼む!!
ああ・・・ついに目すら光らなく・・・」
+22,900円。
「マジかよ!」
浮かれてますが、まだ所持金は-20,000円ですよ。
「あと一発や。一発ドカンや・・・」
すでに離席してハーフすら入れません。
これが〝のめり込む〟ということなのでしょう。
「@Ryuzyさん。
ユーディさん、来てくれてありがとうね。
・・・んじゃ、ちょっくら本気見せちゃいますかね。
最初2,800円だったんだから、それ以上いけば勝ちよ」
当初の目標から大分ハードルが下がりました。
彼らの思考は最終的に、1円でもプラスなら負けじゃないという、破滅的プラス思考に寄っていきます。
そして首が回らなくなった人がこの世にはたくさんいるでしょう。
「ゲームですから」
これがいけない気がします。
「技。技を使わないと。
当たりをもぎ取る、圧倒的パワーが必要」
握る拳に力が入ります。
これが茜崎さんのパワーギャンブル。
「今日、早起きしちゃったから朝一でジム行ってきた。
最近の朝ごはんはバナナとプロレインです。
前みたいにうどんとか食べると眠くなるからさ。
すぐお腹減っちゃうけど、調子はいい」
そんな健康志向ですが、今現在はある意味不健康です。
「@Ryuzyさん、コメントありがとね。
初代吉宗とかゲームの中でしか知らんわよw
ジャキーンでしょ? 姫ビッグの曲は名曲わよね。私もあれは知ってる。そこにあるかもしれない・・・。
聞くまでもないとか、わかりやすくて草w」
経験者は大体同じ道を辿りますね。
「それな。
とかいいつつ、続行」
さらっといきましたね。
「こういうのはよそ見が大事。
意識を別にやってる時のレバーオンで、プチュン、とかよくあるもん」
よくあるんですね。
「そう」
オカルト乙。
とか言ってたら、一応勝ったみたいです。
「よし! このまま・・・あれ?」
強制終了しましたね。
どうやら挑戦回数には上限があるみたいです。よかった。
所持金、-16,900円で終了。
一週間が経過しました。
杯人『おっと・・・。
・・・お金を借りるしかないか』
「悲しいw」
しかし、給料が支払われ、57,000円チャージ。
所持金が40,100円まで回復しました。
「プラスなら勝ちじゃん」
違います。
——— つづく
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