🪴皮肉的な多肉植物🪴




 最初は現代アートの美術館で、友達と一緒に参加型インスタレーションにて音楽を創っている。


 で、展示を進むとある若い男の子のアーティストが、参加者にけっこーカオスなでっかい絵のパズル?を渡していて、


 参加者はパズルを完成させようとするんだけど、誰も完成させられない。


 そのわけは、「みんながその男の子の世界観とキャラクターを理想化しすぎている」から。


 みんなが見たい「美しい絵」を完成させようとするけれど、やはりピースは当てはまない。


 で、絵はばらばらなまま、閉館時間の1番最後に、ある女の人がやってきて、そのインスタレーションに関してなんか私情のこもった感想を書いて、その上から線で消して帰ってく。


 私がその感想を読んだら

「こんなに美しいのに、私の息子は美しいのに、こんなのはこの子じゃない、なんでこの子はこんなことをするの?でも愛してるのに、私は愛してるのに…」的なことが書かれている。


 でも、閉館時間のあとに来た館長さんと私と、なんか鋭い目を持った他のアーティスト?が来て一緒に完成させたら、それはかなりグロくて、破壊的で皮肉的で、


 それを見ると、その「美しい男の子」が、今までに美しいからこそ家族や他人に非道徳的な好意を寄せられ弄ばれて傷ついてきた恐ろしい事実やトラウマが浮き彫りになってるようで、


 そこで初めて私たちは彼の壮絶な人生を知るっていう、


 それが彼の「告白」だった

っていう夢



—————————————————


 ◆考察


 他人からの期待や「こうあるべき」「こうなはず」という価値観、「美しいものだけが見たい」という人々と、「自分が描きたい絵」の矛盾を表しているのかな、と。


 夢に出てくる人物は、それが誰であろうとみんな自分の片鱗、意識の側面、自分が他人に映し出している像、と私は考えているので、この若手アーティストも私なのかもしれない。


 パズルピースを完成させてできた絵は、かなりカオスでグロかった。バラバラ死体の少女、でも甘いスイーツみたいに見えるし、街の風景にも見えるし、多肉植物に彩られている、みたいな。

 

 誰も彼がそんなグロい絵を描くと思わないから、綺麗な景色を完成させようとしたんだね。

 

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