第109話
「んなのやったらココに来れなくなるだろうが」
「そうですが、仕方ないんじゃないですか?」
「テメー、またそういう事言うのかよ」
「……この間の事とは少し意味合いが違います。」
「あ?」
寝転んだまま夏実の方を向く俺。
夏実は変わらず洗濯物を畳んでいる。
「もし、大谷さんがやりたい事があって進学したいと思うなら、私達の事は気にしないで好きなように行動して欲しいって事です。」
「やりたい事ぉ?」
「はい。もし私達に遠慮してやりたい事を諦めて進学もせず、となったら、結果として私達家族が大谷さんの将来を潰してしまったという事になってしまいますから」
「………」
「お母さん遅いですね…」
時計を見上げる夏実。
確かに、いつも帰ってくる時間を少し過ぎている。
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