第102話

確かに、準備っつーのは専門学校でするモンなのかもしれねぇ。

知識や経験もろもろ、高校にいる間は出来るわけねぇもんな。



「引き止めて悪かったな」



俺の疑問は解決したので体を再び校門側に向け歩き出した。




「……あ!ユウくん!」



そこで思い出したかの様に女子生徒が声を上げる。

俺は体を校門側に向けたまま、顔だけ振り返った。




「自主制なんだけど、ボランティアとかあるよ?」



「ボランティアぁ?」



「うん、土曜日とか祝日とかに保育園にお手伝いしにいくボランティアがあるの」



「あ?…土日祝日は保育園は休みだろ?」



「基本はそうなんだけど、両親が仕事で面倒が見れない家庭もあるから、やってるんだよ。」



「……そーなのか?」



「うん、私達は土日祝日が学校お休みでしょう?だからその休みの時間を使って保育士さんのお手伝いをボランティアで募集してるの」




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