第74話
「ーーあー、なんか、ちょっと待て」
何故かキャッキャしてる二人を見ながら考える。
サキ、元カノ、サキ、俺の元カノ…
ああ、中学の。
「ーーああ、サキか。」
「ちょっと遅くない?!思い出すの?!」
「いや、サキなのは分かったけど、付き合ってたのを思い出せなかった。」
「はぁ?!」
「お前彼女だったっけ?」
「はぁああ?!相変わらずサイテー!」
「わりぃ、つーか、彼氏の前でそんなん言って良いのかよ?」
「良いも何も、今の彼氏はトモキくんだもーん!」
サキは口を尖らせて言った。
サキは中学の同級生で、俺の元カノだったらしい。
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