The lexters
@I-Nameless
第1話始まりの前
ノースランマガムスの書き遺した本が発見された、
その本にはこう書かれた、
『大きな力に拠る罪の末、天からの大いなる鎚に拠る罰が齎される』
コレには続きが書き記された、
『天からの大いなる鎚が振り降ろされた時、海の底に眠りしレムリアの騎士が目覚めて、
天に向けて盾を構えて、
その盾の元、次なる生きとし生けるもの達の為の人柱と成る』
地球防衛軍基地内AF格納庫
「…どうだ?AFについて何か解った事は?」
壮年の男性は腕を組みながら若い整備士に声を掛けた、
若い整備士がアローガンの開いたコックピットハッチから上半身を乗り出して言った、
「SFUAの奴らはかつては『戦闘機と戦闘ヘリの好いとこ取り』とか言ってが実際はほぼ真逆です」
「詰まりは長くは居られないって事か?」
「オマケにステルス性何かクソ喰らえだから直ぐに見つかるってもんさ」
「なら地上の汎ゆる場所に対応もか?」
「ほぼホバーの補助と考えれば!」
「先に納入されたソルドはどうだった?」
「ありゃ日本人が設計したに違い有りません『高いレベルの汎用性と拡張性』は本物ですがどうも繊細な所が有って…」
「良し降りて来い!」
地球防衛軍基地内応接室
「詰まりは第1インドラ半島と第2インドラ半島を考古学者達が安全に調査する為に先んじて調査するまではインド政府はインド軍を黙らせておく様に手筈を取ると?」
「ええ、そう言う事で」
応接室のテーブルに向かい合う様に座った、
地球防衛軍総司令官ピーター=K=オライマスとインド政府首脳は有る事の話をした、
「我が方も独自設計の新型AF『ガルーダ』の量産と配備が進んでますし、態々当初の評価と後の評価で反応の違うそちらの方の『ソルド』を奪おうとする理由も有りません」
「其処はそうですが、第1インドラ半島と第2インドラ半島はどの様に扱われて?」
「『戦災遺恨』と言う形で我がインドの領土となし崩し的に成りました、『コロニー落とし』と言うとんでもない愚行のせいで。ですがアレ以来全く調査はされてませんから其処を武装勢力や犯罪組織の拠点にされる危険性もあり得るかも知れないからです」
「その為に国連を通して調査を願いたいと?」
「その通りで御座います」
数時間後
二重の防音壁に囲まれた部屋の中央に有るパソコンのモニターを通して総司令官は各国の首脳と話しをした、
「何故に遺跡の調査や周辺の調査を貴方方に?インドにもAFは有る筈では?」
日本の総理の疑問に。
「『大きな力を持つ方が正義等では無い』其れを国内外に強くアピールする為と思われます」
「インドの領土内に有る軍事基地の2割の3つの軍事基地に3機づつAFを配備した、とされたがソレは嘘の可能性が有るとされたな」
アメリカの大統領はそう疑念を述べた。
「専門家の意見では配線のみだったり金属片だけでは何なのか解らないらしいな」
韓国の大統領はそう疑いを掛け「マディーめ矢張り政治家以前はお巡りさんをしていた事も有る」
「当時のライバル候補は元軍人だったな」
「…レイ=グライムブラスだな?そんなのがもうごまんといたか?」
リモート会議の後、
総司令のピーターは暫し沈黙した、
暫くの後、会議室
「今回の23T小隊の任務は第1インドラ半島と第2インドラ半島の調査を主な任務とする、もし武装勢力の拠点と判明したら直ぐに徹底させろ、爆発されたら溜まらないからな?」
総司令は23T小隊のメンバー1人1人に指示を出した。
「先ずは23T-5、フーハ。貴方は電子偵察装備で学者先生方のキャンプ地点の警護に当たれ」
「イエッサー」
「23T-4、ビッグス。対ドローン及び対AFに依る拠点防衛の為スナイパーライフルとネットランチャーを装備23T-5と連携して任務にあたれ」
「了解」
「23T-3、トルム。貴様は第1インドラ半島を調査、調査内容は23-1Tアンディに提示報告」
「ラジャー」
「23-T2、カイル。貴様は第2インドラ半島の調査にあたれ、調査内容は23-T1に随時」
「はっ」
「23T-1アンディ。23T-2と3の報告を怠るな」
「了解」
「今回の任務は場所や状況の通り、ビームスマートガンの許可は降りないからな、知っての通り超高温と呼べる状態の『プラズマ』を可視化可能なまで凝縮してからのエネルギー弾を放つ事はありとあらゆるモノを粉砕する事に成るからな、並大抵の障壁では防ぎ様が無い事と一緒だ其れ等の配慮も鑑みてれば当然だからな。以上だ」
後日
インド湾
海面ギリギリを3機のソルドが飛び、1機が途中で止まり残りの2機が2手に分かれて飛んだ、
23T-1のS型ソルドが巡回をして待機してる最中。
『此方23T-3!現在敵AFに遭遇』
「待ってろ今い…」
『此方23T-2!現在敵AFと交戦中』
第1インドラ半島周辺海域
「くそっ!闇市に出回ってる奴にしては強い」
23T小隊のA型ソルドと交戦してるRX-4は『
かつてかのスターライト学園の様な宇宙軍兵士養成校の試験に不合格と成った、
のそショックは今も引き摺ってる、
「くっ…わっ!」
RX-4の左腕のショットガンが火を噴いたが済んでの所で避けたがA型ソルドの左肩に多少の損傷を受けたが、
負けじと放ったソルドのビームライフルの指向性ビームがRX-4の右主翼近くに命中。
爆散はしなかったが煙を噴いて、
チャフフレアをばら撒きながら撤退した。
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