なぞに猫に好かれる私 〜気づいたら擬人化美少女猫ハーレムが完成してました〜

だしまき

第1話 猫耳付き幼女の訪問 

  4月新しい学校、新生活、今年度『私立猫屋敷女学院しりつねこやしきじょがくいん』に入学する、私こと猫宮魅夜ねこみやみやはそんなこの季節、新しい家の前で呆然と立ち尽くしていた


「叔父さん……広い家とは聞いてたけどこの広さは無いでしょ!一人じゃ持て余すってこの広さわ!」


 めっちゃ広いと言ってもアニメとかに出てくる超豪邸ってほどでは無くて大体一軒家二軒分の家と一軒家一軒分の庭くらいだ、いやそれでも十二分に広すぎるのだが


「って叔父さんからメール来てる、どれどれ?」


 叔父さん:どう?そろそろ着いた?

 魅夜:着いたよ、広すぎて持て余すこと確定したけど

 叔父さん:着いたならよかった

 魅夜:どこの部屋入ったらダメとかある?

 叔父さん:入ったらダメな場所はないぞ強いて言うなら、外にある倉庫は埃やばいから注意ってくらいだな、あと先に届いた荷物は全て玄関に置いて置いたから

 魅夜:叔父さんありがと

 叔父さん:そう言えばそこらへんにめっちゃ猫のいる公園があるから行ってみな、見渡す限り猫だぞ

 魅夜:すごい!行ってみるね!


 近くにめっちゃ猫ちゃんのいる公園かぁ〜どんな公園楽園なんだろうなぁ〜


 はっ先に荷物片付けないと!


「猫ちゃん猫ちゃん〜」


 この時の私は失念していた


「うわぁ!びっくりした!転ぶところだったし」


 公園に着いた途端に公園のほぼ全てと言っても過言では無いレベルの量の猫が集まってきた


 そう私はめっちゃ猫に好かれるのだ、道を歩けば後ろに野良猫が着いていたり、猫カフェに行った時は人いなくて良かったけどお店の猫がみんなやって来たりと、とにかく猫に好かれるのだ。ちなみに猫カフェに行って猫に囲まれた時は店員さんは、若干引いていた、まぁ仕方ないよね


「にゃーにゃー!」


 1匹の猫がズボンの裾を引っ張ってくる、こっちに来いってこと?


「にゃー!にゃー!」


 着いていくとそこには今にも木から落ちそうな子猫が、私は連れてきた猫にお願いして子猫に落ち着いてって言ってもらう、いや伝わってるのかわかんないし、言ってるのか分からないが


 少し待っていると伝わったのか子猫は暴れることも無く力を抜いてくれた、そして力を抜いたからか、子猫が落ちてきた


「にゃー!」

「おっと危ない危ない」


 見事私はその子猫をキャッチし公園に帰してあげた、私はそのまま家に帰り荷ほどきをするのだった


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『ピンポーンピピピピピンポーン』


 深夜大体0時前急に家のチャイムがなった


 だれ?こんな時間にピンポン連打してくるのは、てかこれ出なきゃだめ?正直で出たくないんだけど


『ピンポーンピピピピピンポーン』


 出ないとだめっぽい


「はーいなんです……か……」


 なんと目の前にいたのは幼女、しかも猫耳を付けているのだ、これは警察案件か?というかよく見るとしっぽも生えている


「お嬢さん迷子?警察行く?」

「うんん迷子じゃないよ、だから警察行かなくてもいいよ」

「じゃあなんでここに来たの?」

「んーとね私おねえちゃんに飼ってもらうの!だからここに来たの!」


 オーケー一旦落ち着こう……どういうことだ?全く理解できない。まず今は深夜で目の前には猫耳美少女(幼女)がいて、私に飼ってくださいって言ってきて……だめだツッコミ所が多すぎる


「おねえちゃん……だめ?」

「いいよ!」


 残念ながら私は猫耳と涙目に弱かった


 —————————————————————————————————


「それでお嬢さんお名前は?」

「えっとねーミク!私ミクって言うの!」

「そっかーミクちゃんって言うのかーそれでミクちゃんはどこから来たの?」

「猫又公園!」


 猫又公園⁉︎捨て子⁉︎どう言う事⁉︎ちなみに猫又公園はさっき行っためっちゃ猫がいる公園の名前だ


「ちょっと待ってね……ミクちゃんは猫又公園から来たんだよね?」

「うん」

「捨て子とかじゃ無いんだよね?」

「うん」

「迷子でもないんだよね?」

「うん」

「公園の管理人とか?」

「かんりにん?多分ちがうよ」

「ミクちゃん何者?」

「猫!今日おねえちゃんに助けて貰った猫だよ!」

「猫?え?ミクちゃん人じゃ無いの?」

「うん猫だよ、ほら耳もしっぽも本物だよ」


 そう言ってしっぽをふりふりしたり、器用に私の足に巻き付けてきたり……やばい脳とろける……って!違う違う!え?本当に猫なの?


 試しに私はミクちゃんの顎を撫でてみる


「ふにゃぁ〜」

「あ、とろけた、やっぱ本物の猫?」

「もう!本物って言ってるじゃん!ふにゃぁ〜なでなでやめて〜やっぱやめないで」


 どっちだよ……まぁこれも猫っぽいか


「ミクちゃんが猫なのはわかったけど、なんのためにここにきたの?」

「えっとねーおんかえし?ってやつに来たの!」

「そっかーうーんどうしよっかー」

「だから私を飼って!ちゃんと約束は守るしお世話もするから!だめぇ?」


 いや……お世話するの私だと思うんだけど……まぁ可愛いからいいのか?猫だし……


「いいよ、このままどっかに行って悪い人とかに目つけられたらやだからね」

「やったー!おねぇちゃん大好き!」


 ふっやはり幼女は最高だぜぇ!


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「ん……んぉもい……んにゃ重く無い」


 体に謎の重さ(超軽量)を感じて目が覚める、覚めた目の目の前になんとも可愛いらしい猫耳幼女が


「そうだった、私幼女拾ったんだった」


 字面だけ見るとやべーなふつーに犯罪やん。てかこれからどうしよ……

 —————————————————————————————————


~読んでいただきありがとうございます。

感想や、改善点、たくさん待っています。☆と♡ぜひ付けていただけると嬉しいです。ついでに現在同時執筆中の別シリーズも見て下さると嬉しいです~


あとがき

 今回の新作は人生初のハーレム物作品です、だから上手く書けるのか分からないので生温かい目で見守って下さい。え?最初から猫耳幼女は攻めすぎだって?大丈夫です、猫耳はこれからほぼ標準装備なんで!あとミクちゃんはマンチカンイメージです、イラスト募集中!まぁそれでも結局はみんな野良だから雑種なんだけどね

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