アカリの毎日
扉が開く。慎一郎はすぐにでも攻撃を仕掛けられるように警戒をしていたが、その警戒は一瞬で解ける。
「起こしたかしら?」
そこにはアカリの姿があった。慎一郎は驚きを隠せなかった。
「なんでここに?」
「ねぇ、テレ夜這いって知ってる?」
突然言われたことに慎一郎はまたもや驚いた。その表情をみて笑いどこか寂しそうな顔をするアカリ。
「私ね婚約して変わったの。前みたいに乱暴じゃなくてお淑やかになったの!テレは今の私と前の私どっちが好き?」
「....前ですね。ダンジョンの時何もできない僕を怒ってくれたのは前のアカリさんです。今のアカリさんはダンジョンで僕に向けた気持ち悪いという感情に近いですね」
そう饒舌に慎一郎はアカリのことについて語り始める。アカリの悪いところやいいところなどすべて。それを聞いていたアカリは頬を赤らめ始めは大人しく聞いていたものの途中から限界がきてしまった。
「もういいやめて!」
「でも、僕はこのいいところや悪いところ全部好きですけどね」
「////」
そう慎一郎は言いアカリは頬をさっきよりも殴りかかろうとし慎一郎はそれを避けようとせず受け止めようと防ぐ。だがアカリの拳が途中で止まる。
「私ね、この婚約生活の中でわかったの。私あなたのこと男の子として好きだなぁって。さっきだって避けると私が怪我してしまうかもしれないから、わざと防いで...今ではずっとテレの方が強いのに..」
そうアカリは伝え始める。婚約は始まり前まで緩かった淑女教育がすごく厳しくなって先生から女は剣を持つなと言われてずっと剣を握れておらず、婚約者のパキスンから酷いセクハラを受けていてストレスが溜まっていると、いつも夜は泣いて慎一郎のことを思ってやっていると、アカリは今まであったことを赤裸々に話した。
「で気づいたの。婚約する前は胸がポカポカしてテレと一緒にいると落ち着いてたの。これが弟なだなぁって、でもね私今回の婚約を通して気づいたの。私あなたのことが大好き」
(愛の告白?!)
慎一郎は驚いた。前世の学生時代、いいやつで表を見たら優等生だが告白や付き合うという行為をしたことやされたことがなかった。いわゆる非モテというやつだ。なので今の状況にとても驚きや喜びを隠せなっかった。
「でもね私あなたと暮らせない」
「やっぱり?」
「うん...」
慎一郎は明日の人攫いは必ず成功させアカリを助けだそうと誓い覚悟を決めたその時、アカリがさっきと打って変わって頬を赤らめ慎一郎に言う。
「ねぇ、だから今日を思い出の日にしない?」
「?」
慎一郎は漫画で言う鈍感系主人公だ。前世告られたりなどはないと言ったが、慎一郎を好いている女子はそこそこいた。だが慎一郎は自分のつけている仮面を外さず接していたので、女子も告白しても無理だと思っていた。だがアカリと一緒にいると、自分の仮面が勝手の取れてしまうくらいに居心地がよかった。そしてこの会話を通して慎一郎も気づいた。アカリが好きだと。
「だから!思い出って言うのはそのぉ///」
アカリがモジモジし何かを伝えようとするが慎一郎はそれが理解できていない。ここは普通男がリードすんだぞ。アカリが覚悟を決めて伝える。
「そのぉ、夜の営みというかぁ」
「!?」
慎一郎は3度目の驚きが出た。今の状況が理解できていない慎一郎は頭が真っ白になり整理していたがアカリが近寄り迫ってきて、慎一郎を押し倒す。
「ねぇ、私と子作りしない?」
「お手柔らかに...」
そうアカリと慎一郎は童貞醸し出してアカリと始める。だが扉の間からスズが覗いてみているのを気づかずおっ始めてしまう二人であった。そしてスズはその二人を観察する。
ギシギシ
(ほほう、あれがかぁ。本で見たのとはでは迫力が違う。興味でオナなんとかしたりお兄に夜這いしようとしたがさすがにやめた、がアカリさんならいいのか。ふむふむ。そしてこれをみていると興奮すると本では書いていたが本当なんだな。記録をしながら、やろう)
そこには奇妙なな光景ができていた。初めてでぎこちないが思い出作りをしている二人とそれを背にやりながら記録をしている慎一郎の妹。グロテスクだ。
朝になりもう隣にはアカリがいなかった。帰ったのだろう。いつものように朝ご飯を作ろうと今日のことを緊張しながらも順調に作り始めるとスズが話かけてきた。
「ねぇ、お兄。出るの早すぎ。もうちょい我慢した方がいい」
「スーさんどゆこと?」
昨日のことを言っている、ノンデリのスズだが、それに気づかない慎一郎も慎一郎だ。兄弟違うようで似たもの同士かもしれない。四人分の朝ごはんの準備をしながらスズに昨日のアドバイスを20点程挙げられたが慎一郎は何一つ昨日のことだと気づかなかった。
「おはようテレ。今日も行くのか」
「うん」
カイが眠りから覚めて慎一郎が作った料理を食べながら聞く。そして慎一郎は寂しそうに家族たちの顔をみてカイとスズに伝える。
「17年間ありがとう。本当にお世話になりました。スーさんは違うか!それを母さんにも伝えておいて」
「?」
「行ってきます」
カイとスズはその言葉に理解できず首をかしげる。慎一郎が覚悟を決めたが、この家を離れるという寂しさを隠しきれず涙が溢れそうになったが背を向け、ドアを開けてダッシュでいつもの場所に向かう。カイは成長したなぁと慎一郎の背を見て成長に喜んだ。だが慎一郎の家族は...
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます