Page.30 「襲撃、分身、そして説得。」
冒険27日目、エルフの森到着2日目。
「お待たせした。話がまとまった。」
「それを今からオレズノート・リヒン一行に話す。」
俺たちは船を降りて話を聞きに行った。
「ほう?それで?どうなることになったんだ?」
「我々、全エルフ族はオレズノート旅団にエルフの森の未来を託すことにした。」
「よって、魔女:ボーナスを討伐することとする!」
「そうか・・・。わかった。」
「俺をどうするって言ったか?馬鹿エルフども・・・。」
俺たちが話している目の前に魔女:ボーナスが現れ魔法を放った。
「てめえか?このエルフの森をめちゃくちゃにしようとした奴は?」
「ははは。いかにも!俺が王になるために馬鹿なエルフたちの闘争本能をくすぐってやったわけよ!」
「じゃあ、もうおしまいだな。ここは、俺たちオレズノート旅団が守ることになった。」
「だからさっさと出ていけ。お前なんかに俺たちは倒せねえぞ?」
「何言ってやがる?馬鹿には馬鹿がくっつくってことか?俺がここを支配してるんだ、王だ。」
「あなたに、ここを守る『王』を名乗る資格なんてないわ!」
「エルフのみんなが守るのがエルフの森なのよ!」
『そうだ!そうだ!さっさと出ていけ!』
「まぁいいさ。お前らを倒せばいいよな?」
「なぁ、インリングよ。こんなに心強いことがあるかどうだろうか・・・。」
「なぜ、こんなに馬鹿な魔女に頼らずにいればよかったな。リユピト。」
「できるもんならやってみやがれ。【底無毒沼】!」
「お前ら!それがあたったら木が溶けるかもしれないから食い止めろ!!」
『了解!』
「ふははは、しぶとい奴ら目。だが、これは俺が一人だからだな・・・。」
「何人出てこようが馬鹿な相手はもうおしまいだ・・・。」
「そうか・・・。じゃあ、お言葉に甘えて・・・。【枯草分身】!」
ボーナスがそういうとエルフの森に落ちていた枯葉がボーナスや魔獣の姿になった。
「まぁ、俺をさっき倒してないことを後悔するんだな・・・。」
分身たちを倒していてもその死体が枯葉に変わりその枯葉がまた分身になった。
「まったくらちが明かないな・・・。一撃で終われれば・・・。」
「そうだな・・・。デールたちやエルフの若者たちが限界だ・・・。」
「ねぇ!リヒン!どうするの?私たちもこれを続けていたら。」
「うちもそろそろ限界!飛び道具が・・・。」
「どうしようか。リユピト!インリング!どうする?俺たちの技を使ったらこの森が・・・。いいだろうか・・・??」
「・・・。」「・・・。」
「はははは!いいだろう・・・。葛藤というのはそうでなくてはな・・・。まぁせいぜい悩むといいさ・・・。」
「リユピト様!ご決断を!未来は救われるはずですから!」
「インリング様!心を託したのでしょう!この者たちに!」
「・・・。」「・・・。」
「リユピト!インリング!このままでもいいのか!今こそ決めてくれ!悪いことには絶対に俺たちの団長がしないはずだ!」
「このまま、ずっと続ければ結局ここの木々は枯れるだけだぞ!根っこから枯れたら終わってしまうだろ!」
「私たちで倒した後にこの緑が守られるように、また生えるようにしていくから私たちを信じてくれないかしら!!」
「うちらがエルフの森(ここ)を守ればもっと緑が生い茂る場所になって平和が取り戻されるよ!」
「あたしたちも頑張るから!」
「あたしたちも守るから!」
「あたしたちも戦うから!」
「みんながこう言ってるんだ!お前らの森をこれ以上めちゃくちゃにはさせない!だから俺らにチャンスをくれ!」
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