なんでもバスケット

第33話 グレーの粘着テープで壁にバナナを貼り付けたアート作品を知ってますか？

知り合いとの話題で表題のような話が出ましたのでちょっと書いてみます。

その人は、最近子どもと一緒にアートのスクールに通っているそうで、アートへの関心が強いようでした。私は誰かが何かにハマっている話を聞くのは好きなので、色々根掘り葉掘りと聞いてしまいました。

私は特にアートに詳しくないので、この『グレーの粘着テープで壁にバナナを貼り付けた「コメディアン」というアート作品』について、知りませんでした。

このような現代アート、現代音楽など現代○○っていうのは、斬新すぎて理解できないものも多い気がしますね。

この作品についても、バナナという素材ではなく、概念が価値を持っているらしいです。

この概念、｢約9億6000万円で落札｣されたらしいですよ。

怖い世の中です。お金ってなんなのかな、と壁に粘着テープで貼り付けられたバナナを遠い目で見つめてしまいますね。

芸術というものは何がいいのか、理解できないものも多いですが、そこに込められた何らかに感覚的に感じることついては興味はあります。何となくこれは好き、と感じられる作品もあります。作者の生き様自体がアートみたいな人の話を聞くのも楽しいかもしれません。

そして、自分がそれらを観てどんな風に感じるのかという体験は機会があったらしてみたいと思う方です。なので、よく分からないくせに案外美術館などに足を運んでいたりします。

このバナナの作品の感想は、

金持ちの道楽？ですかね。

何の変哲もないものに多額の価値をつけたとき人々はどんな反応を示すのか、それ自体に何らかの価値があるのかもしれません。

実際、高額で落札されることで、世界的なニュースになって、世界的に議論されたり話題の提供になりますからね。

そのバナナが展示場の来館者(学生)に食べられたらしいですね。強者です。