第15話
髪の毛も乾かさないといけないし……男がシャワーの間にここから出ないといけない……。
取り敢えずあの男のスボンに入っているであろう交通カードを……。
ドライヤーを差し込み音を鳴らしたまま男のズボンに手を突っ込んだ時だったドアが開いたのは。
「……」
黙り込んだその視線に方が揺れる。
怖くて、持っている男のスボンのポケットから手が抜け出せずにいる私の手の上から男の手がゆっくりと重なる。
「人が見てない時に何してるの」
視線を下に向けたつもりなのに男の大きなモノが目に入り驚き顔を両手で覆う。
「変態」
「/////なっ……ッ……着てください……服っ……」
「シャワー入ったばっかりなんだけど、いつまでそうしてるつもり? シャワー浴びたら送ってあげるから自分の服にでも着替えておいて」
絶対に行かせない……そう言われるかと思ったのに、何故かそう言われ驚きながらも男がシャワーを浴び終わり乾かし終わるとタクシー代を出してくれた。
「帰りはここまでタクシーで送って貰ってください。連絡待ってますから」
最低限のお金と携帯だけ渡され私は仕事へ向かった。
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