第5話
貴方が居ないだけで、
私には平和が訪れるんだから......。
「......それは良かった。
でも、俺は......麦ちゃんがめの届くところに居なくて死にそうだったんだけどね」
貴方が私を虐めて、
今まで散々酷いことをしてきたのに……。
今更、傷ついたような…。
あたかも貴方の方が被害者みたいな声で、
こんな事を私に対して言ってくるなんて……。
本当に馬鹿げてる。
ダメだ……涙が出る……
泣いちゃダメなのに……。
お願いだから……
その歪んだ感情を私に向けないで……ッ。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます