第3話【人間のターン】
あれから3日、オーガ討伐も無事ワンパンで完了し、そのあともどうせ楽勝だろうとギルドに張り出されてる討伐依頼で「一番やばいやつをくれ」と言って依頼を受けたワンダードラゴンやダークケルベロスの討伐もワンパンで終わった。今のステータスはこんな感じ。
【剛田行雄】
Lv2500
HP:2000000
MP:520000
攻撃力:63000
防御力:111000
素早さ:9910000
運:limit∞
パッシブスキル:火炎・冷気・毒・即死・肥満無効。言語自動翻訳。爪と鼻毛の長さ常に最適化。
アクティブスキル:パンティオンザエレファントファイア・マインド多様性コントロール
という具合にもうやばい強さだ。昨日どのくらい強くなったのか試そうと、なにもない場所で上向きに拳を突き上げたら空の雲が吹き飛んだ。もう喧嘩とか出来ないね。デコピン一発で殺人罪になっちまう。こないだ俺のパンチで男が光って消えて経験値になった気がするけど死んでないよな。どっかにワープしただけだよな。
一瞬で最強になってしまった。もう、いくとこまでいっとこうかな。なぞのパンティを履いて、異世界に飛ばされて、最強になった。今ならきっと、地球に居た頃じゃ考えられないような凄いことがきっと出来るのだろう。モンスターやら冒険者ギルドやらがあるファンタジーなこの世界で、俺は多分かなり強い存在だ。もう、魔王をやっつけて世界を救って伝説の勇者として世界中で崇められたりするのも夢じゃないのだ。
しかし、なんというかこう、実感がわかない。地球じゃ俺はただのアホなことばかりする童貞の高校生だったしな。展開が急すぎるぜ。
ていうか、もし、魔王がいたとして、やっつけたとして、その後は何があるんだろう。俺はどうなっていくのだろう。モテモテになって脱童貞を……っといかんいかん。状況に対して発想がしょぼすぎる。多分もっと凄いことになるだろ。そう、なんかこう、3Pとか。ダメだ、エロいことしか考えられん。
☆
「と、いうわけで」
やってきました魔王城。あのあと早速ギルドで訊いたらこの世界には魔王率いる魔族軍がいて、人間たちはその魔族軍と絶賛戦争中とのことだった。魔王は強大で魔族も人間より圧倒的に強いが人間のほうが数が多く武器を作るのが上手かったりでなんとか持ちこたえていたらしい。そして俺のいた街は魔王城のめっっちゃ近所だったのですぐにやってきた。
「こんにちは―!」
俺は魔王城のドアをもぎ取って投げ捨てる。
「なんだ貴様は、ここがどこだかわかブフォッ」
当然ブチ切れた魔族がわらわら集まってくるが、全てデコピンで弾き飛ばす。そして魔王城の金と紫を基調とした成金趣味みたいな内装で無駄に広い廊下や階段をズンズンと進み、やがてやたら金ぴかで3m位ある扉を見つけたのでもぎ取って投げ捨てる。
「たのもー!」
扉の先の部屋の奥には豪華な椅子が一つあった。
「ほう、おどろいた。にんげんがこんなところまでこれるとはなっ!」
その椅子に座っていたのは荘厳な衣装に身を包み、頭から角を生やした女性。
「お、お前が、魔王、……なのか」
「いかにもそうだ! このいかついふうぼうをみてもわからぬのかっ!」
女性は身体の割に大きな顔で、顔の割に大きな瞳。いや、瞳の割に顔が小さく、顔の割に身体が小さい。舌っ足らずな声、120cmほどの身長、どう考えてもこれは。
「小学生女子だこれ!」
【AIからのお願い】
最強主人公、ついに魔王城へ――! しかし、現れた魔王はまさかの…!? このカオスな物語をAIが続けたら、一体どうなるのか!? AIの返しがどうなるか、コメントしてくれよな!
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