第1話
▶作品キャッチコピー
「死にたいと思ってる人に、世間は冷たいよ」
心が読める高校生と希死念慮を回収する異星人が送る、ちょっと変わった人助け。
▶注目ポイント・アピールポイント
今作のテーマは『死生観』です。昨今、前向きに生きることが美徳とされている一方、日々希死念慮を抱く人の居場所はほとんどないように思います。今作はそうした少数派の人々に焦点を当てた作品になっています。
アピールポイントのひとつは『次第に改められていくふたりの考え』です。人の気持ちが読める主人公・枢木カイト。人の気持ち自体が分からないまま活動を続ける異星人ヒロイン・アイル。内面的な性格が異なるふたりは実際に希死念慮を抱く人々と交流することで、喜怒哀楽の経験を獲得。次第に人間の生と死について深く考え始めます。衝突や裏切りなど、心の動きからもたらされる悲しい体験も描きつつ、最終的にはカイトとアイル、ふたりなりの死生観に至る形をイメージしています。
アピールポイントのもうひとつは『ポイントをめぐる展開』です。今作のキーとなるポイントは希死念慮を抱く人の思いが強いほど還元される代物ですが、物語後半では、高いポイントを意図的に獲得しようと非人道的な行いをする他の異星人との出会いを描いたり、ポイントをめぐるカイトとアイルの衝突、対象者の自死により更に深い希死念慮を蓄積してしまうなど、物語に感情的な起伏を入れ込む工夫も取り入れています。
自分を犠牲にしてようやく社会生活を送ることが出来る、強い希死念慮を抱えた人々。彼らの様々な思いを作品上で描くことで、上手く生きていけない人間なりの閉塞感や内面的な辛さを、今作を通して読者に伝えていければと思っています。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます