第7話 それで給与は?
「さてお前に頼みたいことある」
「呼び出し料」
俺が手を差し出すとエベネット「江部 熱斗」…なに!貴様も人の心を読んでツッコミを入れる力を持ってるのか!
「いや、顔に出てる!なんならたまに声に出してる!」
「フシギダナー」
「カタコト!」
んでさーほらねー、無関係の俺を呼んでるんだしほら、ね?
「なんがあるでしょ、ショバ代的な指名料的な何かがさ」
「おまえはどっかのバーか!」
「行ったことあるの?」
ん?少し目を逸らした。
もしかしてー、
「えーいかにも堅物硬派ですみたいな態度しておいて行ってるんですかぁ?変態さんだぁ」
「お前たまに死ぬほどウザくなるよな!?いいだろ、別に成人だし大人だし、問題は何もない!」
「まぁ、そうだけどさ」
正直、心底どうでもいいし。
「んで?内容は?」
「この報告書はどういうことだ?」
「ミーシャが書きました」
「はぁ、お前がついて行くと全員、勝地や一部のやつ以外ポンコツになるからなぁ、なぜ勝地かお前が書かなかった」
「俺は報告義務ないし、勝地は上司であるお前も俺の苦しみを味わえばいいんだ!って笑ってましたよ」
「それ正気度減ってないか?」
「それに気づいたエベネットさんはSAN値チェック1d3or1d6です」
「数値高くなくない!?」
とまぁどうでもいい会話がしばらく続く。
どうしてこんなにも話が脱線するのだろうか、俺は真面目に話してるのに、エベネットさんは無駄話が多いよね。
あれ、なんか睨まれてる?
なぜぇ?
「まぁ、報告書はいい、今回は勧誘だ」
「却下で」
「口説き文句くらいは言わせろ!」
「男に口説かれる趣味はないんで、ゆきか「小冬です」いま、小冬いなかった?」
「いや、いなかったと思うぞ」
「まぁいいや、小冬くらい愛嬌だしてから口説いてこい!」
「無茶すぎる要求!?」
本当に、ミーシャとか小冬くらい可愛ければ…んー可愛くてもあの、積極性は怖いな。まぁそれも愛嬌…うん。
「お前には新部隊を設立してお前の庇護下にある人間の7人を連れて8人で迷宮広報をしてもらいたいんだ」
「えー面倒」
「この通りだ!」
「んー」
ここまで言われたらなぁ。
でもなぁ…
メリットが
「最低年収500万は確約する!」
「ん?」
お金はいるの?
いや、一応国家組織ではあるから当然か。
でもなぁ
「命張るのに500万かあ…ほら一般企業で言うなら30代くらいの年収じゃん?」
「うっ、そうだな1000万以上で確約させるできなければこの話を白紙にしていい!」
「よし乗った!」
結局は世の中金である。
「面倒だからエベネットさん直属部隊にしてね」
その一言でエベネットさんは今日一番の絶望顔を見せたと言う。
どうやら問題児を押し付けたかったらしい。
ーーーーーーー
よし、これで俺もみんなの力になれるな!
あぁ、面倒だなぁ…。
なに!?ダンジョン探索の収録!?
そんな危ないだろ。
そんなこんなあって、一般人連れてのダンジョン探索。
次回『第8話 えーっと、話すことが…ないな?』
記憶と技術の中に、我々は生きている!リリース!
本当に何を撮るんだろ?
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