冒険者ギルド全面攻撃③
満は寝ている間に夢を見ていた。
満が異世界に来て初めて見た夢である。
「なんだ?この門」
満の目の前にはまるで、悪魔のような門があった。
それをボーッと眺めていたら後ろから老婆に声をかけられた。
「君が満かね?ワールドブレイカーの原型。それが君かね?」
「な、なんですか?そのワールドブレイカーって……」
「未来のことだから仕方ないのも当然かね……ワールドブレイカーって言うのはそのままの意味で世界の破壊者というものだ」
「それと俺になんの関係が…」
「きみはね…満君…そのワールドブレイカーの原型、つまりワールドブレイカーの元なんだよ。」
-全く言っている意味がわからん-
「俺はそのワールドブレイカーになるってことなんですか?」
「まぁワールドブレイカーの素体だからそうなるっちゃぁそうなるねぇ」
「はぁ……?」
「全部一気に説明すると、君はこれからの未来この世界を捕食する。無限に広がるエネルギー源である魔力を吸収し、世界維持に必要なエネルギーを無くし、無限に広がる次元断層を突き抜け4次元、5次元とアクセスできる平行世界又は独自世界を増やし最終的に全て捕食し尽くす。そういっ感じだね。」
「そ、それをなぜ今報告しに……?」
「老婆の気まぐれっていうもんよ…!そこの門を辿ればこの夢からは抜け出せるよ」
「ありがとうございます?」
満はそう老婆に別れの挨拶を告げたあと、門を潜って夢から抜け出せた…………と、思っていたが、老婆が言った通りこの夢からは抜け出せたが、夢自体には抜け出していない。
満はまた別の夢に遭遇してしまった。
その夢はワールドイーターという世界の捕食者とかいう化け物と戦わなければならなかった。─まぁ夢と認識してたから明晰夢みたいな感じで書き換えて一瞬で攻略可能できたけどね─
そしてこのような巨大ボスと戦うのを10回ほど繰り返すと脳内にシステムのメッセージで《究極超越的難易度のクエストコンプリート!クエストクリア報酬として以下のものが支給されます
・スキル[■■■]の獲得
・スキル[究極技術]の獲得
・1TSP(1兆SP)の獲得
・全ステータス倍率100倍
・アシストモードLv2
・称号【究極超越的難易度の覇者】
》というのが流れてきた。
「え…………?まぁこれどうせ夢だよな。だってクソ簡単だったもん」
その頃あの老婆が焦りながら言った。
「ベータ版で夢の中に設置していた究極難易度のダンジョンの入り口に満が入らせちゃった!どうしよう????」
老婆は急いでここから先の超越的な報酬がもらえるダンジョンの中に入らないように、急遽この夢をシャットダウンした。
◇◆◇◆◇◆◇◆
そして満は綺麗に朝から目覚めたが目の前には、殺伐とした風景が広がっていた。
一瞬夢かと思ったが、オークの集落潰しで披露した冒険者達を狙って、魔物達が一気に攻め込んだようだ。
満はとりあえず外に出て街を探索していると、ゴブリンやらオーク、スライム、ウサギの魔物─角生えてるやつ─、ウィッチや岩の魔物などありとあらゆるモンスターが、人などを捕食していた。
ヒデェ光景だなと思いながらそこら辺を探検していると、近くにオークと戦っている俺と一緒に行動を共にした初心者グループがいた。
「くッベテランの冒険者グループはオークに惨殺されたから、俺たちが頑張らないと…!」
満はカイン頑張ってるなぁと思いながら、助太刀としてオークを綺麗に倒した。
「満さん!今までどこに行ってたんですか!」
希望を見るかのように満を見てくるカインに「ワリィ寝てた」と返して、一緒に戦うことにした。
そんなとき、魔術師のジュディがずっと怯えているのに気づいたカインがジュディを安心させていると急にジュディが、「彼は人間じゃないわ」と震えた声で満を指さした。
「オークの集落に行く前ですら相当強い魔力を感じてたのに……ものの数時間で伝説のゆ、勇者すら凌駕する魔力量になっているわ…………」
「ジュディ……それは本当か!それじゃあますます安心だな」
-確かに強くなったけどそこまで言うか?-と満は思い「ステータスオープン」と呟いた。
```
名前:清水満
出身地:日本
種族:人間
レベル:2,616
攻撃力:60,138,400(*400)
防御力:59,994,800(*400)
素早さ:15,175,500(*100)
魔力:14,784,100(*100)
【スキル】
SP:1,001,789,153,078
・経験値獲得効率アップ:Bランク
・ステータス上昇効率アップ:Bランク
・無限挑戦の矛:Dランク
・大いなる回復の力:Fランク
・スキルの魔生成:Cランク
・貪欲の吸収:Fランク
・暴食的撃破:Fランク
・スキルのSP変換:Cランク
・究極技術:Fランク
・■■■:Fランク
【称号】
・ラビットスレイヤー
・究極超越的難易度の覇者
```
「ゑ?あに夢って本当なの?」
思わず声を出してしまったが、初心者グループの人たちには気づかれていない。
それで、ステータス爆伸びとSPが爆発的に増え、スキル名不明の不明スキルとスキル[究極技術]の追加についてだ─称号については触れなくていいだろう─
あの報酬を全て貰えている点からアシストモードもLv2になったんだろう。
まず最初にSPを何に使うかだ。
満は初心者グループとオーク達と戦いながら、以下のスキルをランクアップさせた
・経験値獲得効率アップ:B→Z(進化)
↳経験値獲得効率アップ(極):F→Z(進化)
↳経験値獲得効率アップ(神):F→Z→MAX
使用したSP:12億
・ステータス上昇効率アップ:B→Z(進化)
↳ステータス上昇効率アップ(極):F→Z(進化)
↳ステータス上昇効率アッ(神):F→Z→MAX
使用したSP:12億
・無限挑戦の矛:D→Z(進化)ループ回数:1万8053
↳絶・無限挑戦の矛:F→Z→MAX
使用したSP:156億
・大いなる回復の力:F→Z(進化)
↳偉大なる回復の力:F→Z→MAX
使用したSP:1059万
・スキルの魔生成:C→Z(進化)
↳スキルの神生成:F→Z→MAX
使用したSP:35億
・貪欲の吸収:F→Z(進化)
↳超貪欲の吸収:F→Z(進化)
↳究極的貪欲の吸収:F→Z(進化)
↳超越的貪欲の吸収:F→Z(進化)
↳神話的貪欲の吸収:F→Z→MAX
使用したSP:356億
・暴食的撃破:F→Z(進化)
↳超・暴食的撃破:F→Z(進化)
↳極・暴食的撃破:F→Z(進化)
↳神・暴食的撃破:F→Z→MAX
使用したSP:331億
・スキルのSP変換:C→Z(進化)
↳スキルの数値変換:F→Z(進化
↳万物変換:F→Z→MAX
使用したSP:31億
・究極技術:F→Z(進化)
↳超・究極技術:F→Z(進化)
↳絶・究極技術:F→Z(進化)
↳神・究極技術:F→Z→MAX
使用したSP:2076億
・■■■:F→D
使用したSP:5156億
残りのSP:187,878,563,078(1878億7856万3078)
ここで究極技術まではギリギリ行けたが不明スキルに関しては5000億消費してなおDランクであるため、相当強いスキルと予想できる。
そして、無限挑戦の矛を完全にマックスにしたおかげで、全ステータス倍率1048576倍となり、MAX到達時の攻撃力と防御力の倍率に合わせる効果により4194304倍となる。
これに×100倍を加えると驚異の4億倍という数字になるのである。
っと…初心者グループの人達が強くなっていき、単独でのオーク討伐が可能になってきた頃に魔物の大群の襲撃の第二波が来たのである。
その第二波が来た頃に他の冒険者グループと帝国軍というこの国の最高戦力と合流し戦うことになったのである。
そして、魔物の襲撃と戦うぞという時に初めてシステムの警告文が来たのだ。
その内容というのは、《⚠警告⚠:ステータスの力をこの人間の体では抑えきれません。種族を種族:
勿論満は強くなれるなら…ということでYESと答え異界人になったのである。
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