春のようなあなた  

春のようなあなた

   春のような あなた

   どうして そんなに あたたかく笑えるの

   私は 泣いたり 怒ったり

   いつだって あなたを困らせるのに


   春のような あなた

   どうして こんなに あたたかく包んでくれるの

   初めて逢ったのは 木枯らしが吹いた日

   寒くなかったのは 目の前にあなたがいたから


   あなたのそばにいると

   まるで 陽なたぼっこをしてるみたい

   冷たくて 悲しかった日々が

   思い出せないくらいに溶けていったの

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