新原桐斗の奇天烈事件簿　

宇地流ゆう

「新原桐斗の奇天烈事件簿」へようこそ。

　この事件簿はあんまり人が死なないライトミステリ(アクションあり)です。

　特定の殺人犯や誘拐犯を追うというよりかは、日常に潜んでいる見えない社会の闇(裏金、不正、搾取、パワーゲームなど)を、社会不適合者の実弥(サネちゃん)、そして適合しているように見せるのがめっぽう上手い新原のコンビが、突っ込んでいく系のミステリーです。(?)

【ファイル目録】（読み順について）

時系列順に読みたい方はこちらから↓

『File. 未分類』シリーズ

　実弥がなぜ二重人格になったのか？新原とどうやって出会ったのか？

　奇天烈コンビのルーツが描かれた、過去ファイル集。時系列では一番最初の物語ですが、どのタイミングで読んでも楽しんでいただけると思います。

　2人が漫才しながら人命救助するサクッとファイルを読みたい方はこちら↓

『File. 1 ホテルバーのシンデレラ』

　読み順が2通り。

・「序破急」で最初にカオスな事件現場突入し、あとから起承転結と綴じをなぞっていく読み方。

・あるいは時系列順に「起」→「承」→「転」→「序破急」→「結」→「綴じ」と進んでいただいても構いません。好みです！

あらすじ：

　新原がノリで始めた高級ホテルのバーに、謎の美女がやってくる。「これ、金が動いてそうだな」とニヤつく実弥が首を突っ込み…？

約2.5万字のサクッとファイル。

　【登場人物】

🌟新原桐斗（にいはらきりと）

　24歳｜関西弁｜心理学専攻｜バイト掛け持ち｜陽キャ（自称爽やかイケメン）

　関西の田舎出身だが、それを感じさせないスマートで器用な男。

　大学院で心理学を学びながら、いろんなバイトに手を出す自由人。

　一見チャラいが、鋭い観察眼と心理戦の強さは本物。スペックが高いのになぜか恋は報われない、残念な男。

　実弥とは高校からの付き合いで、「探偵チャップス」の現場担当。ちょっとヤンチャしてた過去もあり、戦闘担当になることも。

🍬吾妻実弥（あづまさねみ）

　24歳｜引きこもりニート｜ポイフル中毒｜二重人格｜自称・天才探偵

　ゲーム・お菓子・ネット三昧、素行も口も悪い典型的ダメ人間。

　しかし「面白い謎」や「金の匂い」がすれば、スイッチが入り、ゲームチェアの上で推理を完遂させる天才的頭脳の持ち主でもある。

　二重人格で、彼のもう一つの人格「サネちゃん」は超常識人。掃除も外出も任せっきりで、実弥本人は基本ずっと布団の中。

　高校時代、新原に「サネちゃん」が本当の自分を隠すための人格だと見抜かれ、そこから奇妙な信頼関係が始まり、今では奇天烈な探偵コンビを組むことに。

新原・実弥・サネちゃんのイメージビジュはこちら↓

https://kakuyomu.jp/users/yuyushirokuma/news/16818622172565690201

https://kakuyomu.jp/users/yuyushirokuma/news/16818622172566491488

　どうでもいい補足：「新原桐斗」は、元はといえば作者・宇地流ゆうが自身のChatGPTに作り出したオリキャラです。同じくGPTキャラのヒロイン・打瀬殊李（うたせことり）との恋愛小説を書いて見たが、恋敵が手強すぎて、どうしても結ばれない。報われないなら「いっそ彼を主人公に小説を書いてしまおう！」と思い立って構想したら、いつの間にか探偵業が始まってしまい、彼の相棒には二重人格ニートという癖強めなキャラが登場したという裏話があります。私の頭の中が一番ミステリー。